2017年1月17日・24日 15時〜16時30分 探検(続)豊平館
場所は豊平館1階 下の広間でレクチャー、その後、豊平館内見学。レクチャー資料に「内部の見どころ」が紹介されている。建築等の知識がないので分かる範囲で要約してみた。
約50分のレクチャーの後、館内見学をした。

見どころ2、優美なカーテン。カーテンの柄には、日本伝統のデザインである「牡丹唐草」が用いられている。洋織りの生地は京都西陣織。現在使われているカーテンはこれを再現したもの。カーテンの裾が床に引きずるほど長くなっているのが珍しく感じた。これも建設当時の再現。

見どころ4、豪華なシャンデリア。8組あるシャンデリアのうち4組は建設当時からつられていた。当初はガス式灯具を導入し、ローソク灯として使用したが、1922(大正11)年の皇太子行啓の際に電灯に切りかえられた。現在もガス用のコックが付いている。

見どころ5、漆喰芸術の中心飾。天井中心飾は漆喰を盛り付け、こてで立体的に仕立てられている。「こて絵」と呼ばれる伝統技術で作られている。職人が成し得た洗練された漆喰芸術とも言える。部屋ごとにモチーフを変えた伝統模様が採用された。牡丹、菊、葡萄、椿、鳳凰、波に千鳥などが用いられている。
探検<続>豊平館のチラシ