2016年08月10日

「母と子の像」塗装作業

2016年8月8日・9日 「母と子の像」の塗装作業
中島公園のほぼ中心にある「香りの広場」には山内壮夫の彫刻が4体ある。毎年1体ずつ保護の為の塗装を行っている。今年は「母と子の像」の塗装を行った。主催はボランティア団体「札幌彫刻美術館友の会(友の会)」。

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「香りの広場」を囲むように4体の彫刻が配置されている。「母と子の像」「笛を吹く少女」「鶴の舞」「猫とハーモニカ」である。右側に彫刻らしきものが見える。

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近づいて見るとひっそりとした広場の一隅に子を抱く母の像がある。設置後55年経過。

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コンクリートの寿命は60年程度と言われている。それにしては意外に綺麗。実は友の会で毎年清掃をしているからだ。昨日は今日の塗装に備えて特に念入りに清掃された。

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古い彫刻なので、よく見れば経年劣化の部分もある。内部の鉄筋が露出している。

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8日に念入りに清掃、9日午前11時前から塗装準備開始。

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塗料はパーマシールド液、最初に浸透性の良い下塗用塗料を塗り、乾いてから表面塗装用塗料を塗る。透明だから見かけは変わらず綺麗に洗われたようにしか見えない。

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複数での作業がし易いようにパーマシールド液は小分けにして行った。

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小型の刷毛をコップに入れた液に浸して塗る。

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下塗り2回、上塗り2回、計4回塗装して終了。

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まだ少し濡れているような感じだが、このまま乾燥すれば作業終了。






タグ:彫刻友の会
posted by nakapa at 10:21| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント
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