2016年06月21日

2016年6月19日 豊平館内覧会

2016年6月19日 豊平館内覧会

20日のリニューアル・オープン、21日からの一般公開に先立ち内覧会が開催された。取り急ぎ新豊平館の概略を画像中心に紹介。


内覧会当日、朝の豊平館。岸辺(右下)にマガモが数羽。


新築の付属棟より日本庭園が見える。紅葉の秋はさぞ綺麗だろう。


明治時代の豊平館には付属棟があったが、大正13年背後に公会堂を建てる為に撤去された。豊平館への入口に渡り廊下の一部を再現した。


ムラサキ:行幸・行啓関連資料等、天皇がご使用になられた品を展示。(室の名:その説明文、の順で表示。以下同じ)


シャクヤク:明治天皇行幸の際、侍従長などの部屋として使用。


ウメ:天皇御座所に関する資料を表示するタブレット。


ツバキ:改修前は結婚式場として使われていた室。


広間前のホール。広間を含めこの辺りには花が多く置かれていた。


広間:豊平館で一番大きな室(170u)。建物の構造や室の使われ方などをタブレットで紹介。改修前は結婚披露宴等に使用。


以上で2階の見学は終わり1階に下りる。階段の絨毯がホワホワ。新たに張り替えて建築当時の雰囲気を再現。


会食所:改修前は喫茶だった。秋深まる頃には喫茶等検討中。


ヒメユリ:明治6年から14年の札幌中心部のイメージを再現。画像は中心部に豊平館が建ったころの模型。他に開拓使や時計台の模型もある。


床に道路が描かれ、当時あった場所に開拓使、時計台、豊平館等。


ブドウ:入口に「葡萄」と書いてある。絵も花もある立派な部屋。


フヨウ寝間:「幸せの記録」、豊平館での結婚式の思い出を記録。


プロジェクターで「幸せの記録」を見ることが出来る。豊平館で挙式した方々は多いので知り合いの晴れ姿も見れるかも知れない。


1階のロビー、左側に豊平館への出入口が見える。渡り廊下の向こうが付属棟。改修後大きく変わったのは、土足で入館と有料になったこと。もちろん内容も充実し明治の豊平館に近い姿に戻した部分も多い。


新豊平館の見どころ、変わったところ

開館前日の19日開かれた内覧会で見学したことを取り急ぎ紹介。まだ分からないことばかりで、これからが勉強だ。


豊平館への出入りは裏に建つ付属棟から。この棟の建設は明治時代建築された姿に戻す為、とバリアフリー化の為には必須と思った。


入ると「観覧券をお求めください」と書いてある。個人300円、団体270円。中学生以下無料。窓の外は日本庭園。


車イス用入口は一般入口の反対側にある。近くには鴨々川が流れている。


車イス用駐車場が鴨々川の畔にある。


入口から真っ直ぐ行くとエレベーターがある。左奥はトイレ。これらの設置も付属棟を建てた理由の一つと思う。


エレベーターで2階に行くと渡り廊下がある。これもバリアフリー化の一つ。


屋根を近くで見るとウルトラマリンブルーに塗装していない部分がある。これは明治時代の「水車器械柾葺き」だそうだ。私にはよく分からないが歴史的に重要なことと思うので掲載した。


2階の渡り廊下から豊平館に入ると、ホールに画面にタッチして情報を得る表示装置がある。背後に日本庭園の緑。


ムラサキ室には明治・大正・昭和天皇が宿泊したとき使われた品々等が展示されている。豊平館図面もある。


注目したのは別棟のある建築時の図面。そこにトイレと浴室があった。夜の小便の為に客室に”しゅびん”が用意されていた。毎朝、ボーイが湯と水を客室に運び”しゅびん”を回収したと言う。これは明治時代のホテルでは通常のサービスだそうだ。元々豊平館本館にはトイレもバスも無かったのだ。今回の改修で建築時の姿に近づいた。


シャクヤク室は当時の客室の雰囲気を感じてもらうため、家具・備品に触ってもいいことになっている。体験展示。


格子の中の一枚一枚は違うガラス。


ポールが歪んでいるのは古いガラスのせい。大正時代のガラスらしい。当時の技術では普通のことだったのだろう。


現在のガラスならポールが真っ直ぐに見える。ガラスが平らだからだ。一枚一枚のガラスを見るのも、歴史を感じて面白いかも知れない。


この色はウルトラマリンブルー。「私の記憶とは違う」という人もいるが、これが創建時の色。豊平館は単に建物として使われることもあった。戦時中は旧陸軍北部軍が使い、戦後三越札幌支店が米軍に接収されると、三越が移転して来た。米軍より札幌市に返還されると、札幌市中央公民館と改称したり、幾たびかの変遷を重ねて来た。


ツバキ室は改修前は結婚式場をして使われていた。これからは貸室だが借りた人が挙式の為の全ての用意ができれば結婚式もできる。その為の雰囲気だけは整っている。


ツバキ室の一隅にプロジェクターがあり、上のような映像が用意されている。


ススキとオミナエシと読む。


ススキとオミナエシ室は改修前、トイレとして使用されていた。ここも本来の姿に復元された。


広間は一番大きな部屋。絨毯やカーテンを作り変えて建築当時の雰囲気を再現。又、館内には歴史等を説明するタブレットが設置されている。


広間にはリニューアル・オープンを祝してか沢山の生け花が置かれている。


改修前は喫茶として親しまれていた。


帳場:古のホテル時代は帳場、現在はボランティア活動室。改修前は事務室。


ヒメユリ室全体が札幌中心部のイメージとなっている。室入口の説明文を借用。


床に道路が描かれ昔の表示もある。


フヨウ寝間には改修前、豊平館が結婚式場だった頃の記録がいっぱい残されている。その一部は映像となりプロジェクターで表示できる様になっている。

新豊平館の歴史はこれから始まる。今回書いたことは後に修正することもあり得る。更新を重ねて行く中で情報の信頼性を高めたいと考えている。


このページは「中島パフェ」豊平館 国指定重要文化財 札幌:豊平館内覧会のコピー。

タグ:歴史
posted by nakapa at 21:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 施設
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