2009年07月12日

ドリームズ・カム・トゥルー

2009年7月12日

〜ドリームズ・カム・トゥルー(DREAMS COME TRUE)〜

札幌駅地下にあるパーラーの「小倉パフェ」が大好きだった。 
アンコとカステラが入っているのが特徴だ。ボリュームもたっぷりある。 

アンコを食べ終わると、カステラが出てくる、それを食べ終わって、もっとアンコがほしいと
思っていると、最後にちゃんとアンコが入っているのだ。 

そのことに感動して、パーラーに行ったときは必ず「小倉パフェ」を注文した。

そんなこともあって、初めてのホームページ開設したとき、
タイトルを「中島パフェ」とした。 

開設したばかりのころは、とても楽しい。 
朝から晩までホームページ「中島パフェ」のことばかり考えている。

朝食は二人で話しながらとるが、そのときも「中島パフェ」のことを考えていた。

「珍しいわね。黙り込んだりして」とQP。
「マスコミがインタビューに来たら何を話そうか、考えています」
「来るわけないでしょ。ホームページ作ったくらいで」

ところが、読売新聞(記者)が来てしまった。 私は、中島公園の未来、現状、自然、環境、
その他、あるだけの知識を一生懸命披露した。 

後で新聞を読むと「中島公園にほれ込んだ人」として紹介されていた。 
私の熱弁は記者の頭の中にインプットされると、「ほれ込んだ人」という、
ホンの一言になって紙面に出力された。


あれから数年。 相変わらず、朝食は二人で話しながらとっている。
「ご近所のホテルか喫茶で『中島パフェ』というパフェを作ってくれるといいですね」
「そんなこと言うんじゃないよ。遊んでるのは、あんただけなんだから」
「そうですね。 みんな真剣に働いています」

私だって真面目に生きているつもりだ。 しかし、笑いながら楽しく暮らしたい気持ちも
半分くらいはある。 

こんな想像をして一人で楽しんでいる。 
ある日、しゃれたカフェに入る。「中島パフェ下さい」。
「かしこまりました。甘く爽やかな『中島パフェ』ですね」
「そうです。森の緑と音符をあしらった、中島公園のようなパフェを下さい」

「ミルクとビスタチオのアイスに、苺のソースをたっぷりかけてありますよ」
「とても美味しそうです。夏は冷たいパフェに限りますね」

「小倉パフェがあるなら『中島パフェ』があってもいいじゃあないか」と、
思い続けて3年。 それが実現したのだから、こんな嬉しいことはない。 
まさに、ドリームズ・カム・トゥルー(DREAMS COME TRUE)!

090707nakapa.jpg

ことの次第はこうだった。 5月の中ごろ、ノボテル札幌24階の「和乃八窓庵」で料理を
味わいながら、中島公園の良さをアッピールするための話し合いをした。

「市民の憩いの場である中島公園をより多くの方に知っていただけるよう、これからも
色々な試みを行っていきたいのです」と、ノボテルさんは言った。 

私からは、最近の話題のつもりで、「札幌彫刻美術館友の会」の方が中心になって、
中島公園の野外彫刻清掃に取組んでいる話をした。

「それは良いことですね。私たちもお手伝いしましょう」と即、言ってくれた。中島公園を大切に
しよう」という点で気持ちが一致したような気がして、とても嬉しく思った。 

こんなこともあって清掃当日は、札幌パークホテルとノボテル札幌のの若い人が
沢山参加してくれて、一段と有意義で楽しい中島公園野外彫刻清掃になった。  

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 約30人のボランティアが中島公園野外彫刻清掃に参加。 およそ半数が近隣のホテル
からの参加で、文字通り老若男女が協力しての清掃作業となった。

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 清掃して、きれいになった「木下成太郎先生像」と、ノボテル札幌の皆様。

ところで、ノボテルさんとは、初対面なのに気楽な雰囲気で話し合うことができた。 
中島公園を大切に思う共通理解があるからだろう。 

「中島パフェという名の、美味しいパフェがあってもいいような気がするのですが…」
3年来、考えていることを遠慮気味に言ってみた。

「いいかもしれませんね。パティシエに相談してみましょう」
「本当ですか! 有難うございます」
「きっと、美味しいパフェができるでしょう。楽しみにしていてください」
こうした経緯で、ラウンジ「カフェ・セゾン」のメニューに「中島パフェ」が加わることになった。
 
思いがけない展開に、喜び勇んで家に帰り、QPに報告した。
「いつか話していた『中島パフェ』が、ついに作ってもらえることになりました」
「そう」
「喜んでくれないのですか?」
「いいんじゃない」

「私の夢が実現したのです! 『中島パフェ』という、ホンマモノのパフェを中島公園を愛する人
と一緒に食べることができるのです」
「愛する人と?」

「いえ、中島公園 です」
「愛は、いらないの?」
「いりますよ」

「やっぱしね」
「アイスがなければパフェとは言えません!」

<参考>
パフェはフランス語でparfait 完ぺきなものを意味します。
ウェブサイト「中島パフェ」は完ぺきな「中島公園ガイド」を目指しています。

(「楽しい食卓、朝の食卓」 2009年7月12日より抜粋)

posted by nakapa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | イベント
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