これを初回として冬の鴨々川を何回かに分けて紹介する予定。「冬の鴨々川1」の範囲は札幌コンサートホール・キタラに一番近い中島公園への入口に架かる中洲一号橋から、行啓通に架かる南14条橋まで。
1887(M20)年に、エドウィン・ダンによって競馬場が設置された時、鴨々川を渡る形で馬場が設置されたため、ここに橋が架けられている。1907(M40)に競馬場が廃止されたが、大正天皇が皇太子時代の1911(M44)年に札幌に行幸された時に、この橋を渡って中島から山鼻に入られている。
(中島公園管理事務所「中島公園三十三選」)
(中島公園管理事務所「中島公園三十三選」)
白鶴橋から南14条橋(上流)方向を見る。
中島公園の場所は、もともと豊平川の河川敷であり、ヤナギを中心とした水辺を好む木が生えていたと考えられる。中でもエゾヤナギは護国神社にかけて大木が数本あり、園内一の太い木が、南14条橋のたもとに立っている。
(中島公園管理事務所「中島公園三十三選」)
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