2007年11月29日

夜8時なのになぜ?

2007/11/29

「夜8時なのになぜ?」       
(「お前が鴨だ!とは…」の続きです)
友人に「お前がカモだ!」と言われました。 しかし、私は「彼女は鴨を愛する人」であって、カモからボッタクル人ではないと信じています。 そこで、一人で薄野のスナックに行って、「自分がカモか」確かめることにしました。

「美人の鴨ママさんはどうだった?」友人は聞いた。
「それがね〜......。行ったけど、閉まっていたんだ.........」
「それでいいんだ。それは賢い」
閉店がなぜ賢いのか、話が全然かみ合わない。どうやら、私の言うことを信じていないようだ。

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ママさんに初めて声をかけたのは7月下旬のことです。4番目に現れた、母子鴨の追跡中でした。

時期遅れで10羽も巣立ったのを喜び、「今さら十郎一家」と名付けました。この母子鴨に、特に目をかけていたのです。 私は母子鴨に名前をつけています。最初に見たときの数を入れ、そのときの印象も入れます。

「今さら」は時期遅れで現れたから、「今さら次郎」という曲名から連想して付けました。 名前を付けると親しみがわくだけでなく、観察記録をつけるときに便利です。 数と大きさで他の母子鴨と区別が出来ます。

彼女はいつものように、レジ袋に入れたパンの耳を少しずつ、取っては撒いていました。「6羽しか見えませんね〜。又1羽(カラスに)獲られたのかな〜」と話しかけると、「あの子は小さいくせに、すぐ単独行動をとるのよ。あっち!」と指をさす。
「凄い!」と思わずつぶやきました。彼女は同じ日に巣立った子鴨の、大きさの違いが分かるのです。以来、野鳥観察の達人として尊敬するようになりました。

「7時頃行ったんだけど、シャッターが降りていたので、本屋で立ち読みして8時ごろ、また行ったら閉まっていた。女房には近所の寄り合いと言っているのに、困ったもんだよ」
「そうか、奥さんには内緒か。それは賢い。うまくやれよ」
なにが”うまくやれ”ですか。 妻に1人で薄野のスナックに行くと言ったら、心配するに決まっているではないですか。

「お店に一緒に行ってあげる」との、有難い申し出もありましたが、1人で行くことにしました。 どんな店か、何が起こるか分からないからです。 私1人なら、何があろうと「土下座と死んだふり」で何とか切り抜けますが、連れがいてはそうも行きません。
もう一度、勇気を振り絞って行ってきます。報告をお楽しみに。
posted by nakapa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物
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