2007年12月31日

中島公園からの景観

2007/12/31

「中島公園からの景観」         
最近少し下火になっているが、「札幌市の建物高さ制限」問題は、中島公園にとっても重要な課題だ。

しかし、議論を聞いてみると、どこか違うような気がする。街づくりのビジョンがなかなか見えてこないのだ。 「景観共有への配慮」にも欠けている。 個人の権利を主張する意見が主流になっている。

以前、読んだ新聞記事には「まちの中に多くの共有財産」のある、地中海沿岸の国の例などが載っていた。 

そこには景観を共有財産と見る視点がある。 「豊かさをすべて自分の中に持ちたがる」日本人の例などと比べると対照的である。

最近の新聞記事を読んでも、個々の権利を主張することが多く、市民共有の財産をどう守るかという視点がほとんど見えない。 

高さ制限は観光客をはじめ、多くの市民が利用する公共の場所から始めるべきである。小樽が運河なら、札幌は中島公園。 それぞれの景観を守ることが当面の課題と思う。運河も中島公園も、そこから見える景観が問題となっている。

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中島公園の場合は、6年ほど前から高層ビルの建設が進み、藻岩山を望む景観が徐々に悪化してきている。

上の画像はフリーマーケットでお馴染みの中島公園自由広場からの景観である。 高層ビルで藻岩山が隠れてしまっている。 今なら間に合うので、公園全体に及ばないようにしてほしいと思う。

「水と緑、歴史と芸術の公園」といわれている中島公園だが、中心になるのは、やはり公園から望む藻岩山の景観である。 

中島遊園地時代を含め約120年間維持してきた景観が、今、まさに崩れようとしている。関連地域の高さ制限など、早急な対策が望まれる。
posted by nakapa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 公園管理
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