2008年03月28日

イ艦当直員自殺未遂-2

2008/3/28

「イ艦当直員自殺未遂-2」         
前編は イ艦当直員が自殺未遂

気の毒なのは乗組員だ。もともと艦は組織で動かすものなので、個人のせいにされても、個人が苦しむだけ。 原因の究明にもならないし、そんなことが再発防止に繋がるとは思えない。

ここからは、私の想像に過ぎないが、想像を含めないないと何も書けないのでご容赦願いたい。

見張員は「一人の見張員の不注意は艦隊を全滅させる」と厳しく教育されている。

だから、「自分の不注意で犠牲者をだしてしまった」と自分を責める。しかし事実は違う。「1人の不注意で全滅をする」ような艦隊はつくってはならない。

その為に、組織があり、マニュアルがある。もう一つ重要なのがモラル・士気だが、これも組織が生むもので上層部のモラルが特に重要である。

口先で強要しても意味がない。上層部のそれぞれが態度で示す必要がある。

見張員の仕事は「見つけたものを当直士官に知らせればよい」と新聞には書いてある。一方「当直士官は各部署から受けた情報を元に判断して命令を下す」とも書いてある。 

書けば簡単だが、現実難しい。情報過多になれば頭脳がパンクする。 

無意味な情報は報告されない方がいい。少なくとも当直士官にとっては迷惑だ。 実際は無意味かどうかの判断が難しい。

当然、何でも報告する見張員は「ばか者扱い」される。 優秀な見張員とは「対象を評価して必要な情報だけをタイムリーに当直士官に報告する者」ということになる。 

しかし、新聞には見張員は評価などしないで見たとおり報告するものだ。と書いてある。これは机上の空論、想像力を少し働かせれば分かること。

見たとおり何でも報告されたら、当直士官はたまったものではない。人間1人で対応するのは物理的にも不可能だ。

以上は、想像だが、どんな職場でも、同じような状況はある。 評価・判断しないで何でも報告する部下に対する上司の評価は厳しい。

自分の経験とイージス艦事故と結びつけてしまったが、まるで違う世界なので、無理があるかもしれない。 

以上は事故をきっかけに考えたこと、現実のイージス艦衝突事故とは何の関係もない。 新聞記事を読んで思いついた一般的なことである。
タグ:事件事故
posted by nakapa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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