2009年02月08日

北海道、未来の夢

2009/2/8

「北海道、未来の夢」         
地球が温暖化しているかどうかは私には分かりません。 ただ、北海道が温かくなっていることは、肌で感じています。 

24歳のころ、東京から帯広に転勤し、厳しい寒さにしばれました。「しばれる」とは体験しなければわからない超極寒気温を表す方言です。 帯広市郊外は市内より10度も低く、マイナス30度以下になる日も珍しくはありませんでした。 

あれから43年たちました。札幌市中央区に住んでいますが、「しばれる」という方言も忘れそうです。寒さで苦労することなど滅多にないのです。 地域、環境も変わりましたが、個人的にはだんだん温かくなったと感じています。

「客観的にはどうなっているのだろうか」と、思っていたらタイミングよく北海道新聞に、気象予報士菅井貴子さんの話しが載っていました。 

「札幌は100年間で平均気温が2.3度上がっている。学者の計算では100年後の北海道は、年間平均気温で3度から4度、オホーツク海側では5度上がる」そうです。

北海道の気温が、今の東北地方の気温になると言うのです。 28年前、札幌から仙台に転勤したころのことを思い出しました。 リンゴとイチゴが特段に美味しかったのです。これにはビックリしました。

ところで、日本の食糧自給率は39%と言われていますが、北海道は200%です。 100年後は、今の東北の気候になるそうです。 そのときリンゴとイチゴを作ったらどうなるでしょう。さぞかし美味しいでしょうね。 

温かい北海道は海産物に加えて、美味しい果物の産地にもなります。 オマケに自給率200%。 北海道の未来は、まさにバラ色ですね。

温暖化は防がなければならない。しかし、明るい部分はないかと、自分なりに、身近なことを参考に考えてみました。 

夢ですね。 素晴らしい夢です。しかし、捨て難いですね。 

「みなさん、北海道に移住しましょう! 人口が2倍になっても、ご飯食べられます」とか、言ってみたいです。 
これも夢です。 1945年にみた夢と同じです。
posted by nakapa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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