2009年03月10日

大人は子供が見る幻

2009/3/10

「大人は子供が見る幻」         
大人とは何か? 1940年生まれの私にも分からない。 第一、自分が大人になった意識がないのだから困る。 しかし、若いお母さんから「私、まだ大人になりきれないの」とか言われると「おいおい、しっかりしてくれなきゃ困るよ。お母さんなんだから」と言いたくなる。

そう思っている私は、当のお母さんの父親より年上だ。 それなのに大人になりきれない。 もし「大人なのだからしっかりせい!」と、言われたら戸惑うだろう。 迷ったら、先ずネットに相談だ。何とか答えれくれるだろう。 

「Hatena::Question」を覗いてみたら、いろいろな意見が出ていた。
・廻りからとやかく言われなくなったら大人。
・身体的に大人、法律的に大人、社会的に大人等、定義。
・思慮分別があり、社会的な責任を負えること。
・真の定義は存在しない。されど尺度は存在する、その他。
 ↑
「けっきょく、分からない」ということかな。
「年をとっていても人間として成熟していなければ大人とは呼べない」というのもあった。 これなら分かる。私にピッタリだ。
考えてみれば子供のときは、こんな問題で悩まなかった。 答えは明快。大人は頼りになる。 そして自分も大きくなったら大人になれる。 大人は怖い。これも一方の事実として感じている。 

ようするに、子どもにしてみれば、疑問の余地もなく、大人ははっきり見えるのだ。 しかし、子ども達から大人と断定されている私からは、大人は見えない。 なぜだろう?

大人とは子のみ見られる幻か
posted by nakapa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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