「第65回さっぽろ雪まつり」に合わせて札幌市中島公園で開催された「第8回ゆきあかりin中島公園」について、ここにまとめた。期間は2014年2月7日より9日までの三日間。メイン会場は地下鉄中島公園駅3番口直結の中島児童会館や人形劇場こぐま座がある9条広場。三日間合計の推定来場者数は10,000人と今までの最高となった。
第8回ゆきあかりin中島公園( 2014年2月7日〜9日)三日目
三日目の夜もメイン会場からキタラ周辺まで賑わっていたが重複を避ける為、道立文学館、渡辺淳一文学館、中島体育センター辺りも歩いて見た。
メイン会場:左より、地下鉄中島公園駅3番口、シンボルゆきあかり(展望台)、ホッとステーション(移動販売車)、休憩場(中島児童会館2階)。交通、展望、軽食、祭壇、暖かい休憩所等が用意されていた。
「ゆきあかりin中島公園」メイン会場入口付近に札幌パークホテル製作の氷像。
売店近くにノボテル札幌の雪像があり、甘酒無料サービス掲示。ゆきあかり街道の終点はノボテル札幌入口。
彫刻「のびゆく子等」の像付近は「灯りと願いのターミナル」、右に見える「紙コップキャンドル受付テント」の中で紙コップに願いの言葉や絵をかいてもらう。
テントの中に紙コップ、サインペン、ローソク等が準備されている。
こんな風にかいてもらってローソクを灯し、雪壁の穴などに入れてもらう。
札幌コンサートホール・キタラのシンボル「相響」前でキャンドル・デコレーション。
ちょっと地味だが天文台製作のスノーキャンドルを並べたオリオン座。
天文台近くに渡辺淳一文学館への案内板。そこから雪明りをたどり鴨々川を渡ると文学館に到着する。
ちょっと離れているが、北海道立文学館前にユニークな雪像「馬上のピエロ」。
豊水通から中島体育センターまでは「ゆきあかり街道」になっている。ここが終点。
第8回ゆきあかりin中島公園( 2014年2月7日〜9日)二日目
二日目の2月8日には札幌コンサートホール・キタラ前広場がスノーキャンドルで埋め尽くされた。メイン会場の九条広場は、昨日に引き続きの賑わいだが、画像はなるべく重複を避けて掲載。
キャンドルデコレーションが点灯。札幌コンサートホール・Kitara前の広場。
初日より更に充実した雪明り。展望台「シンボルゆきあかり」よりの景観。
メイン広場で開催されたコンテストの作品のひとつ。
「灯りと願いのターミナル」のテント。ここでお客様に紙コップキャンドルの絵付け体験をしてもらう。
幼児から高齢者まで、近所の方から外国の方まで多くの方々が描いてくれた。
雪明りの中で、童話の世界のような「こども人形劇場こぐま座」。
切り絵作家、工藤エリコ氏による童話コーナー。シルエットが美しい。
昼の「ゆきあかりin中島公園」会場
「シンボルゆきあかり」のスロープは、昼は子供たちに人気のある雪の滑り台。
ノボテル札幌では甘酒無料サービス。上の赤い看板に書いてある。見えなければ画像をクリックすれば拡大。拡大しても見えない字は「無くなり次第終了」、画像が小さすぎてゴメン。
第8回ゆきあかりin中島公園( 2014年2月7日〜9日)初日
16時30分が点灯式、続いて点灯の予定だったが雪が降り少し遅れてはじまった。初日の様子を時間順に追ってみた。
16時40分:集まってきた子供たちはオープンを待ちきれないのか、ソリで遊んでいた。
16時46分:吹雪模様の中、「Good Jobコンテスト」作品の最終仕上げで忙しそう。
16時48分:雪の中で点灯を待つランタンと人々。
16時53分:悪天の為ちょっと遅れて点灯式。まず地元小学生の「ゆきあかり灯し隊」が次々と灯を点ける。
16時53分:一時的に雪は弱くなったが風があるので点灯も楽じゃない。
16時56分:展望台「シンボルゆきあかり」の下では幼児たちも点灯に参加する。
17時00分:このイベントは中島公園周辺住民、企業などが参加する手作りが特徴。
17時06分:ここに多くの協力団体、企業等が記されている。私が所属している「札幌彫刻美術館友の会」のキャンドルも飾られていた。
17時09分:影絵作品の展示は今回が初めてと思う。雪明りをバックにして影絵が映えている。
17時12分:メイン会場では「ゆきあかりGood Jobコンテスト」も行われている。
17時24分:ほぼ全体に雪明りが灯った。これからが本番だ。
17時33分:「灯りと願いのターミナル」、紙コップランタンに願い事や絵を書いて展示する。これも参加型イベントの目玉の一つ。願いが叶うことを願っている。
17時37分:小学生から高齢者までいろいろな人が願いや絵をかいてくれた。
17時40分:「灯りと願いのターミナル」の対面に目を光らせた猫が並んでいる。これも初公開。
17時44分:冬期閉鎖中の日本庭園が特別に開放される「ゆきあかりin中島公園」の三日間。灯籠と小道にゆらゆらと蝋燭の灯り、静かな冬の日本庭園もいいものだ。国指定重要文化財「八窓庵」がどこにあるか探してみるのも面白い。意外な所に隠れているかも知れない。正解は見てのお楽しみ。いや、楽しくないかも知れない。