2017年10月29日

紅葉真っ盛りの中島公園

2017年10月下旬 紅葉真っ盛りの中島公園
今年の紅葉は例年より鮮やかに感じている。22日〜29日の間、秋色に染まる中島公園を撮り歩いた。写真を撮る人も観光客も外国人も例年より多い感じだった。

10月29日
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国指定重要文化財八窓庵

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この園路の延長線上2キロメートル先はJR札幌駅。

10月28日
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土曜と言うことで日本庭園は紅葉狩りの人々で賑わっていた。

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菖蒲池の東側遊歩道。

10月27日
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園路から菖蒲池越しの藻岩山を撮ってみた。

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キタラ近くの林にこのような変わった幹のシダレモミジがよく見られる。
10月26日 
水と緑の中島公園が秋色に変わって来た。先ず菖蒲池周辺、次に日本庭園、そして鴨々川とその分流の周辺が綺麗に紅葉・黄葉している。「香りの広場」、文学館から体育センターに広がる広場、地下鉄中島公園から自由広場に至る園路等、中島公園全体が秋色に変わって来た。

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豊平館前の池。

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日本庭園南門からのアプローチ。

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隣接してホテルがあるので日本庭園で記念撮影するカップルも多い。

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日本庭園内にある国指定重要文化財八窓庵。

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菖蒲池の北西岸。

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地下鉄中島公園駅側付近のイチョウ並木。

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中島公園駅3番口

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菖蒲池東岸の遊歩道より西岸を撮る。

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名木ハウチワカエデ舞孔雀が紅葉した。

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外国からの観光客も増えている。

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「香りの広場」では今なお花が咲いている。

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札幌コンサートホール・キタラ付近の林。道路の向こうは自由広場。

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白鶴橋より紅葉を撮る。

10月24日
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中島体育センターの遥か後ろに藻岩山が見える。

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菖蒲池の周りでカメラを構える人は多い。

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菖蒲池東岸より見た風景。

10月22日
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豊平館前の池から菖蒲池につなぐ水路に架かる橋。

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日本庭園にある13基の灯籠の一つ。背景に八窓庵が見える。

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菖蒲池北側の売店付近から見た風景。
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2017年10月22日

日本庭園で燈籠散歩

2017年10月22日 日本庭園で灯籠散歩
『さっぽろ文庫84』によると「12基の石灯籠は京都の老舗石屋が、最高級の御影石で、修学院離宮など全国各地の名だたる灯籠の形を揃えた」そうだ。そんな立派な由緒ある灯籠とは知らなかった。さっそく灯籠を巡る短い散歩をしてみた。灯籠の名前は15日に行われた「中島公園見どころ探訪ツアー」で頂いた資料を参考にして記入した。灯籠は形不明の一基を加え13基ある。

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日本庭園北門から入って右に曲がると西教寺(さいきょうじ)形燈籠がある。

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道なりに歩き八窓庵を右に見て少し行くと左側に菅山寺(かんざんじ)石燈籠がある。

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川の上流に滝があり、その右側小高い所に蓮華寺(れんげじ)形燈籠がある。

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下流に行くと右側に四阿が見え、一隅にあるのが修学院(しゅうがくいん)離宮型織部燈籠。

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四阿の反対側の一隅にもう一つ、修学院離宮型織部燈籠がある。

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近くのシダレザクラ囲いの中に平等院(びょうどういん)形石燈籠がある。

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すぐそばの池の中にあるのが岬燈籠(浜離宮型)。

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池の中島には泉涌寺(せんにゅうじ)形雪見燈籠。

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日本庭園東側、藤棚に近い場所にあるのが白太夫(しらだゆう)形燈籠。

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北に歩くと橋があり、渡ると右側に河桁御河辺(かわけたみかべ)神社形石灯籠が見える。

八窓庵の三基
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北野天満宮型織部灯籠

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不明

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柚木(ゆのき)型燈籠
タグ:日本庭園
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2017年10月21日

紅葉の中島公園(10月13日〜20日)

2017年10月13日〜20日 紅葉の中島公園
紅葉の中島公園でフリーマーケット、小学生の校外学習、一般市民対象の「中島公園見どころ探訪ツアー」等が行われた。紅葉を楽しむ人出も多い。

10月20日
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地下鉄幌平橋駅近くの鴨々川遊び場。

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札幌護国神社の彰徳苑。

10月19日
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地下鉄中島公園駅3番口付近の園路。

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菖蒲池の北西岸。

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貸しボートの営業終了。ボートは陸揚げされブルーシートに覆われている。

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札幌コンサートホール・キタラ近くのイチョウ林。

10月18日
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地下鉄中島公園駅3番口付近の園路。

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日本庭園

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キタラ南側のイタヤカエデとヤマモミジ。

10月17日
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地下鉄幌平橋駅近くの交差点。

10月16日
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日本庭園

10月15日
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日本庭園、今日は「中島公園見どころ探訪ツアー」の日。

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菖蒲池越しに藻岩山が見える。

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中島体育センター裏側の園路と自由広場でフリーマーケット開催中。

10月13日
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日本庭園内にある国指定重要文化財八窓庵。

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ボート乗り場から文学館に向かう園路。

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キタラ近くにあるレナード・バーンスタイン・プレイス。

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キタラ前のヤチダモが早くも落葉し始めている。晩秋の雰囲気。
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2017年10月15日

中島公園見どころ探訪ツアー

2017年10月15日13時〜15時 中島公園見どころ探訪ツアー 
中島公園の歴史、文化、植物、景観等の資産を見て歩くガイドツアー。特に充実した探訪ツアーなので何回でも行きたいところだが、今回で最後にしたいと思っている。定員20名なので遠慮したいのだ。私が毎年行けば事実上の定員は19名となってしまう。一人でも多くの人が参加して中島公園に対する理解を深めて欲しいと願っている。

このツアーの優れた特徴
先ず、ガイドが中島公園の造園を手掛けた経験のある笠康三郎氏(【有】緑花計画代表)であること、次に用意された資料、特に手作りの資料が素晴らしい。

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中島公園MAP&GUIDE、中島公園三十三選、国指定重要文化財豊平館・八窓庵、
この中で中島公園ならではの資料として公園緑化協会中島公園管理事務所の三十三選がある。「まだまだ知らない魅力がいっぱい!!」の詳細 → 中島公園三十三選「中島パフェ」
茶色表記は中島公園管理事務所作成の「中島公園三十三選」リーフレットからの引用。

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こちらは見どころ探訪ツアーの為に作成された資料。「中島公園 見どころ探訪ツアー」には公園の歴史がマップと当時の写真と簡潔な文章でまとめられている。知られていない魅了満載の資料である。「中島公園樹木マップ」は専門家でなくては作れない貴重なマップ。樹木を知りながら歩けば健康にも良い。
「日本庭園の石燈籠」は「京都の老舗石屋が、最高級の御影石で、修学院離宮など全国各地の名だたる灯籠の形を揃えた(さっぽろ文庫84)」そうだ。石燈籠一覧の写真と2ページ目には置かれた位置を示すマップまである。

大きな散布は樹木マップ、小さな散歩は灯籠マップ。楽しくて知識も増し健康にも良いヒントを与えて頂いた最高の探訪ツアーだった。その時撮った写真をここに掲載したが、言うまでもなくホンの一部である。


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開拓初期には、豊平川上流から流送される木材の貯木場として利用され、その工事を請け負った鈴木元衛門の名をとり、「元衛門堀」と呼ばれた。当初は四角の二つの堀であったが、公園整備に合わせて池をつないだり園亭を設け、少しずつ形を変えながら現在の形になっている。

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かって豊水通向こう側にあった料亭「雅叙園」の玄関脇にあった名木。道路の拡幅に合わせて廃業したため、庭木を公園に寄贈した名残の木である。庭木のうち、街路樹ますの位置にあったヨーロッパクロマツは現在も残されている。

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木下成太郎は但馬の国豊岡の出身で父弥八郎と来道して開拓にあたり、のちに衆議院議員として国政でも活躍している。大東文化大学や武蔵野美術大学などを創設した教育者としても知られ、1941(S16)年に建てられた彫像は、朝倉文夫の作で、供出も免れて現在に至っている。

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山内壮夫の彫刻「母と子の像」の横にギョリュウが植わっている。年に3回花が咲く。

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このシダレモミジの幹は植木屋さんの作品だそうだ。いろいろ工夫して作られたもの。

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江戸初期の茶人小堀遠州が江州小室郷の孤篷庵(こほうあん)に作った茶室「舎那院(しゃないん)忘筌」を1919(T8)年に札幌の実業家が移築。その後1987(S62)年に札幌市に寄贈され、現在地に移築されている。札幌に移築時に三分庵を付設し、水屋等を作って利便性を高めている。この建物も国指定の重要文化財である。

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天文台の前にこの木が2本植わっている。北海道では非常に珍しいとのこと。

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樹木名板にはブンゲンストウヒと書いてあるが、そうではない。葉がとがっていないからコンコロールモミと伺った。確かに触ってみてもブンゲンストウヒの様に痛くない。木々は同じように見えてなかなか覚えられない。資料として「中島公園樹木マップ」を頂いたので、表示の43カ所全てを見て歩きたいと思っている。

過去記事へのリンク

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2017年10月12日

中島公園秋景色

17年10月12日 中島公園秋景色
中島公園西側の鴨々川沿い遊歩道から中洲橋を渡り、キタラ周辺から日本庭園、菖蒲池北側より地下鉄中島公園駅へと歩いた。

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鴨々川沿いの遊歩道から中島公園に入るには中洲1号・2号・3号と三つの橋を渡る。

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札幌コンサートホール・キタラ南側のヤマモミジが綺麗に紅葉。

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キタラ南東側のイチョウ林。

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中島公園の新名所、レナード・バーンスタイン・プレイス。

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菖蒲池西岸の豊平館近くの橋付近。

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豊平館前の池と菖蒲池の間に架かる橋。こちら側が豊平館前の池。

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日本庭園の四阿(あずまや)とその前の石庭。

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日本庭園南門よりのアプローチ。

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国指定重要文化財八窓庵

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菖蒲池の向こうに少しだけ藻岩山が見える。

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中島公園北側出入口付近のイチョウ並木。

10月11日
地下鉄幌平橋駅から札幌護国神社付近を歩いた。

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幌平橋駅の裏を流れる鴨々川。

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札幌護国神社社務所の付近。

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護国神社彰徳苑内の沖縄戦没者慰霊碑。北海道は沖縄に次ぐ多数の犠牲者を出した。
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2017年10月08日

鴨々川沿い遊歩道のヤナギの本数

かって64本あった鴨々川沿い遊歩道のヤナギは台風とかの影響で現在は13本になってしまった。以前は倒木の跡にヤナギの若木を植えられたようだが、ほとんどイチョウに変わっている。今回数えてみたらヤナギは13本だった。

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日本庭園近くの中島橋から遊歩道を鴨々川沿いに南に歩き、しばらく行くとヤナギが3本見える。

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南に歩いて振り返って見ると別のヤナギが3本。ここまで6本。

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更に南に歩いて振り返る(以下同じ)と2本。計8本。

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豊平館近くに1本、計9本。

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公園橋の少し南に若木が1本。計10本。

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渡辺淳一文学館からキタラに行く途中のホタル橋の両側に2本、計12本。

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キタラの裏は殆どイチョウ、ヤナギはたった1本、計13本。かっては全てヤナギだそうだ。3年前の14年数えたときは14本だったから、いつの間にか1本減った感じ。そんなことはないのだが。

タグ:樹木・銘板
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2017年10月05日

10月4日の中島公園

2017年10月4日 紅葉の中島公園
9月に引き続きオシドリが来ている。水鳥の90%以上がマガモだからオシドリは大歓迎。中島公園が一番美しく見える季節がやって来た。言うまでもなく紅葉の季節。

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鴨々川沿いヤナギ並木は倒れるごとにイチョウに植え替えられ、今はイチョウ並木。

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札幌コンサートホール・キタラ南側のヤマモミジも紅葉。

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彫刻「相響」辺りから見ると小さいが、本当は大きいキタラ前のヤチダモも黄葉。

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菖蒲池南側の中島。

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菖蒲池東側遊歩道より彫刻「木下成太郎像」を望む。ナナカマドが紅い実を付けた。

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上の画像の対面は名木ハウチハカエデ「舞孔雀」。紅葉し始めている。

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色づき始めたイチョウ並木。

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菖蒲池北側の中島。遠くにボート乗り場が見える。

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藤棚のある園路から見た日本庭園。

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反対側は菖蒲池。この画像でも6羽のオシドリが確認できる。最近はよく見られる。

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再び日本庭園側を見ると紅葉が進んでいる。

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菖蒲池東側の遊歩道。

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キタラの裏(北)側。

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鴨々川から散歩を始め鴨々川の同じ場所に帰って来た。
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2017年10月03日

鴨々川沿いヤナギ並木の現状

2017年10月3日 鴨々川沿いヤナギ並木の現状
かって、その数64本と言われた詩情を誘うシダレヤナギは、今では何本残っているのだろうか。2012年11月に調べたがヤナギ21本、イチョウ30本、空き地13カ所だった。それが2014年10月にはヤナギ14本、イチョウ、30本、空き地19カ所となった。今日は空き地だけを数えてみたら20カ所に増えていた。1本の倒木があったのだと思う。

倒木後の空き地
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橋は中島公園北側の中島橋。その近くに1ヵ所。上流に向かって歩く。

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2カ所、ここまでの計3ヵ所。

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1ヵ所、計4カ所。多分近所の方と思うが綺麗な花を咲かせてくれている。

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更に1ヵ所で計5ヶ所。川向うの建物は豊平館。

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向こう側は草ぼうぼうだが倒木跡地、ここは2カ所だから計7ヵ所。

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3ヵ所、計10か所。

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かなり離れて1ヵ所、計11ヵ所。

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2カ所、計13カ所。橋はホタル橋。

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1ヵ所、計14ヵ所。ここは渡辺淳一文学館前、川向うは札幌コンサートホール・キタラ。

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3ヵ所、計17ヵ所。

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1ヵ所、計18ヵ所。川向うの建物はキタラ。

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1ヵ所、計19ヵ所。

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1ヵ所、合計20ヵ所。

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今では纏まってヤナギが残っているのは中島橋近くだけ。日本庭園の裏。

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倒木、あるいは危険木として伐採の後はイチョウが植えられた。あるいは、ここに載せたように、何も植えないで放置されている。かってのヤナギ並木は殆どイチョウ並木になっている。ヤナギの若木も植えられたが残っているのは数本と思う。

参考の為2014年10月07日の記事を抜粋
詩情を誘うに十分な柳並木が崩壊しようとしている。試しにヤナギが何本あるか数えてみた。なんと、カラフルな遊歩道になったばかりの頃に比べて4分の1以下になっていた。
「鴨々川には中島橋がある。中島橋はかって中島公園への正面入口であった。(中略)そこから川ぶちにシダレヤナギが続く。札幌で一、二といわれるヤナギの街路樹は詩情を誘うに十分なものがある。その数64本、一部は補植されている。(『中島公園百年』 山崎長吉著より)」

タグ:樹木・銘板
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