2016年09月30日

鴨々川を語る『Bocket』誌3号に寄稿


2016年9月 鴨々川を語る『Bocket』誌3号に寄稿
鴨々川界隈をぼけっと愉しむための年刊雑誌『Bocket3号』に寄稿。今回は2015年に中島公園に現れた11羽のヒナと母オシドリについて写真を中心に記事としてまとめたものを寄稿した。おおまかだが6月6日より10月3日までの観察記録のつもりである。


鴨々川ノスタルジアの雑誌『Bocket3』、鴨々堂及び特定書店で発売中。鴨々川界隈をぼけっと楽しむ。今回はその第3号、税込700円。
詳細はこちら→鴨々川ノスタルジア公式ムック Bocket


タイトルは「オシドリ日記」、単純なことでも4ヵ月も追いかけているといろいろな場面に遭遇する。残念ながらページ数の関係で省略した部分も多いが自分のブログなら余すことなく伝えることが出来る。手前味噌で恐縮だがコチラの方が面白い! 長いだけかも知れない? 

6月6日 オシドリママ対マガモママの戦い
2羽を連れたマガモが11羽を連れたオシドリに近づいた。そして遭遇戦!

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マガモママは我が子を放り出して一目散に逃げてしまった。自分の命に代えても我が子を守るものと思い込んでいたのでガッカリした。

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逃げるマガモ、追うオシドリ。マガモは最初から戦意喪失だ。だから2羽の子しか連れていないのだ。誕生したときは10羽近く居た筈だ。見物人の私は勝手にそう思う。愚かな私はマガモが抱く深い事情までは考えが及ばない。それにしても石の上のマガモ男子は知らんぷりとは。

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戦すんで意気揚々として子等の前に着水したマガモママ。子等は何事もなかったような感じで知らんぷり。親の心子知らず。闘いの様子を固唾を飲んで見守っていた私はそう思った。

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逃げたとはいえマガモママは2羽の子を失わない。オシドリママも子等に近づくマガモを追っ払っただけ。決して血を流す戦いにまでは至らない。ヒトも学ぶべきだ。

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一方、戦いに勝って豊平館前の池より菖蒲池に進んだオシドリ・ファミリー、まるで大海原を行く単縦陣の艦隊みたいに堂々としている。

6月7日
初めて見たのは豊平館前の池だったがマガモとの遭遇戦後、菖蒲池に行った。

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まるでモーターボートの航跡のようだ。巣立って間もないオシドリだが泳ぐのだけは速い。飛べないし歩くのもよヨチヨチだ。それなのに泳ぐ姿はアメンボの様に速い。さすがは水鳥。

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「恋はみずいろ」と言う曲があるがコイは紅がいい。池にはコイが似合う。

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マガモもよくやるがオシドリがやれば少しだけ華やか?

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好い日だなたまには花と戯れるオシドリ親子のピクニック。食事中かも知れない。

6月10日 母を見ればオシドリ親子と分かる
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赤ちゃんオシドリはマガモと同じように見える。母鳥を見てオシドリ親子と分かる。

6月15日 少し大きくなった
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移動するオシドリ親子を撮ったつもりだが10羽の子しか写っていない。『Bocket』に載せた写真にはちゃんと11羽が写っているので6月15日まで11羽居たのは確かだ。

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初めて見たときから今日で10日目。ホンの少し大きくなった様に見える。

7月3日 新聞社の取材があった
10羽の子と母鳥が泳いでいる写真が翌日の新聞に載った。1羽は6月下旬に既に失っていた。10羽まとまった親子としては、この日が最後かも知れない。親元を離れるには少し早いような気がしたが付かず離れずの関係だったのかも知れない。ともかく私にとっては10羽まとめて見た最後の日である。

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日本庭園のオシドリ・ファミリー。水際に食べ物があるのだろうか?

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新聞記者とカメラマンが取材に来てくれた。

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撮った写真は翌日(4日)の記事と共に掲載された。
新聞取材をヒントに親子の離散集合をブログに書いた→オシドリ親子のランデブー 

7月4日 多くの人に知られたオシドリ親子
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中島公園の様子がいつもと少し違う。オシドリ親子の記事を読んだ人が来たのだと思う。

7月8日 親離れした子等
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顧みればオシドリ親子が中島公園に現れたのが6月6日、子が11羽だった。しばらくして10羽の子になり7月3日までは10羽を維持した。親子として存在したのはここまでと思う。

7月11日 親離れしても可愛らしい
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子供どうし寄り添って仲良く暮らして居るオシドリが可愛らしい。

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何をしているのだろうか。 

7月24日 巣立って7週目
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オシドリの子等は5羽でいることも3羽で居ることもある。もちろん1羽のときもある。

7月26日 いろいろなスタイル
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まるくなって寝ているのだろうか?

7月28日 毛づくろいかな?
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何となく綺麗に見えた1枚。

10月3日 雌雄の特徴が表れ出す
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野鳥のことはよく知らないのだが、左が雄だろうか?

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色が変わって来た方が雄だろうか? オシドリを3ヶ月も続けて観察したのは初めてだ。

10月6日 成鳥完成間近の雄おしどり
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羽毛の色が綺麗になったオシドリの雄。

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更に綺麗になったオシドリ。水までが綺麗に?

10月14日 2015年に最後に見た中島公園のオシドリ
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中途半端な感じもあるが、これでお仕舞。
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2016年09月28日

中島公園、秋の花2

2016年9月28日 中島公園、秋の花2
22日に行った散歩コース、地下鉄中島公園駅→菖蒲池東側遊歩道→香りの広場に行って花を撮って来た。22日は北側花壇中心だったので今回は東側から南側花壇を中心に撮影した。

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中島公園駅から南に真っ直ぐに歩くと菖蒲池に突き当たる。この日は曇り時々雨。

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菖蒲池の東側を歩いていると所々で紅葉が見られる。

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菖蒲池南端、正面は札幌コンサートホール・キタラ。左に行くと目的地の「香りの広場」。

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ここは「香りの広場」北側の花壇。22日のブログに掲載した。

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遊歩道を東に行くと山内壮夫の彫刻「猫とハーモニカ」と「鶴の舞」がある。

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ここが「香りの広場」、周囲に花壇と彫刻が配置されている。

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東側の端にある「笛を吹く少女」。

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南側には「母と子の像」、この2体の彫刻も山内壮夫の作品。

「香りの広場」の南側花壇を撮影。
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鴨々川ノスタルジア開催中美味しい「中島パフェ」販売

2016年9月30日〜10月2日 3ヵ所で「中島パフェ」販売

今年も鴨々川ノスタルジア開催中に「中島パフェ」が販売される。大変喜ばしいことだ。将来さらに発展して中島公園名物の一つになってくれればと願っている。以下「鴨々川ノスタルジア公式ページ」より抜粋。

中島パフェ販売処

Webサイト「中島公園パーフェクトガイド(略称:中島パフェ」)」から誕生したパフェ。各店舗それぞれの味をお愉しみください。

ジャスマックプラザ1F「カフェ・ビーパスト」

札幌市中央区南7条西2丁目Tel.011-513-8101 
9月30日(金)〜10月2日(日)11:30〜18:30 中島パフェ 750円

札幌パークホテル1Fテラスレストラン「ピアレ」

札幌市中央区南10条西3丁目Tel.011-511-3131
9月30日(金)〜10月2日(日)11:30〜21:00 中島パフェ 1,100円

札幌コンサートホールKitara内 テラスレストラン「キタラ」

札幌市中央区中島公園1番15号 Tel.011-520-1189
9月30日(金)〜10月2日(日)11:30〜21:00 中島パフェ 1,100円

*料金には税金が含まれております。

タグ:パフェ
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2016年09月22日

中島公園、秋の花

2016年9月22日 中島公園、秋の花
地下鉄中島公園駅から菖蒲池の東岸を通り南端まで行くと「香りの広場」がある。そこで満開のバラに囲まれて山内壮夫の彫刻「猫とハーモニカ」に出会った。その近くに花いっぱいの花壇。

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地下鉄中島公園駅1番口近くの花壇。ここから菖蒲池、「香りの広場」へと歩いてみた。

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バラに囲まれた「猫とハーモニカ」像の近くには花壇があり花がいっぱい咲いていた。

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花壇全体を見渡すとこんな感じ。花の説明板が設置されている。

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「中島公園香りの広場『北花壇』の夏から秋の花(7月下旬〜10月中旬開花のおもな花)」
と書いてある。現地に行って今何が咲いているか説明板と比べて見ると面白いと思う。

参考の為、今咲いているシュウメイギク、その他の花たちを撮ってみた。
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2016年09月18日

2016鴨々川ノスタルジア

2016年9月30日〜10月2日 第3回鴨々川ノスタルジア

9月30日(金)〜10月2日(日)鴨々川ノスタルジア開催。日本庭園、新善光寺、東本願寺で多彩なイベント。ホテル等で「中島パフェ」発売。
こちらのパンフに詳細→ 着物で漫ろ歩き「鴨々川ノスタルジア」

日本庭園で開かれるイベント

鴨ノス茶会(予約が必要、有料500円)
国指定重要文化財八窓庵に付設する三分庵(画像)で開催

開催日時 10月1日(土)・2日(日)、雨天開催
10:時、11時、12時、13:時、14時より、それぞれ40分間。


野点(当日受付・有料300円、茶券は当日、現地受付で販売)
開催場所は日本庭園(雨天時は、札幌パークホテル・エントランス開催)
開催日時 10月1日(土)・2日(日)10時〜15時、定員:1日80名


昔あそびラリー(スタンプラリー、無料、雨天中止)
開催日時 10月1日(土)12時〜15時、完成者先着100名に記念品


日本庭園であそぼう(こども限定、要予約300円)
開催日時 10月2日(日)13時〜15時、お汁粉、保険料含む、定員20名


以上、予約等詳細→鴨々川ノスタルジア公式ページ:日本庭園

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2016年09月17日

中島公園も秋の気配

2016年9月16日 中島公園も秋の気配
涼しくなってきた。木々にも実が付き一部に紅葉も見られる園内を散策。

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日本庭園北門近くのツリバナも多くの実を付けている。

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庭園に入るとハウチワカエデが少しだけ秋色になっていた。

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藤棚にも少しだけ色づいたフジの葉が見られた。

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東屋のハギも咲き始めている。

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日本庭園を出て菖蒲池に行く。

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菖蒲池から札幌コンサートホール・キタラ方面に歩く。アジサイの花が枯れてきている。

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キタラ前広場のズミの実が綺麗に色づいていた。

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タクシー乗り場のあるキタラ南側には職員用エントランスがある。
タグ:樹木・銘板
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2016年09月16日

中島公園のナナカマド

中島公園のナナカマド
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バラ科、北海道・本州、高さ10〜15m、直径30〜40cm、花の色白色、時期6月。

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2本のナナカマド、レナード・バーンスタイン像付近。

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この時期のナナカマドは実を付けているが赤くなってはいない。

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ナナカマドの葉。

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ナナカマドの実。 以上、2016年9月7日の撮影。

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落葉して実だけが残ったナナカマド。 2008年12月1日撮影
タグ:樹木・銘板
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2016年09月13日

中島公園で見たありふれた動物

2016年9月12日 中島公園で見たありふれた動物
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中島公園でありふれた動物と言えば、第一に思い浮かぶのはカモ(マガモ)

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池には小魚がいっぱい居るのに芝生で何か食べているカモ。

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中島公園はおろか札幌中、いや日本中にいる鳩(ドバト)。

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生態系を乱すと恐れられている外来種のカメ(亜種ミシシッピアカミミガメらしい)。

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ヒト(子供に罪はない)。

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温暖化の元凶との疑いをかけられているヒト。
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中島公園のブンゲンストウヒ

中島公園のブンゲンストウヒ
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マツ科、トウヒ属、北アメリカ、葉は粉白を帯びた灰色〜淡青色、球果は円筒形、淡褐色に熟す。

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ブンゲンストウヒの全体。

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ブンゲンストウヒ並木、園路の先に札幌コンサートホール・キタラがある。

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ブンゲンストウヒのある風景。キタラ周辺はこの木が多い。

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ブンゲンストウヒの葉は光線を受けると輝く。

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葉は粉白を帯びた灰色〜淡青色と言われている。遠くから見ると輝きが美しい。
以上、2016年9月7日撮影
タグ:樹木・銘板
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2016年09月10日

9月10日の中島公園

2016年9月10日の中島公園
初秋の菖蒲池周辺を歩いてみた。所々で小さな秋に出会える楽しい散歩。

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菖蒲池の中の島にも少し紅葉が見られるようになった。

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展望デッキの右側はボート乗り場。丸いオブジェは彫刻「のびゆく子等」。

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札幌パークホテルが水面に写っている。所々に紅葉が見られる。

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都会のオアシスと言われている水と緑の中島公園を散策する人。

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ノンビリ休んでいるマガモなどの小動物にも癒される。

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勢いよく流れる水は茨戸川の浄化に役立っている。豊平川の水門で流れを調節できるので水害の心配もない。公園内は水遊びが出来るように水量が少なくなっている。川底に設置された導水管を通ってきた水はこの辺りから出水する。もちろんここから下流は水遊び禁止。

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