中島公園最後の博覧会から57年たった
1958年7月5日〜8月31日まで開催されて北海道大博覧会。桑園会場は、地下資源館、農林館、電力館等、産業見本市的展示に対し、中島公園は科学館、アメリカ館、自転車館、ソ連館、電波館、菓子館、古代生物館等、文化と娯楽関係の展示が主体だった。1957年から移築改修工事が行われていた豊平館は、1階が郷土館、2階が美術館として公開された。
明治以来、多くの博覧会等のイベントを手掛けて来た中島公園の最後の博覧会が57年前に開催された。札幌のHorikawaさんより博覧会の絵葉書が提供されたので、中島公園分4枚をここに掲載させて頂いた。そして57年後にどのように変わったか、中島公園の昔をしのんで新旧2枚の画像を合わせて比べてみた。

今では国指定重要文化財になっている豊平館前の池をはさんで東南アジア館が建てられた。

2015年8月19日撮影(以下同じ)、池の向こうの豊平館は現在改修中、完成は来年3月末。開館は夏ごろか。

右側が自転車館だが、位置的には白鶴橋の近くに建っていた。

見え難いが右端に場所の手がかりとなる白鶴橋が見える。行啓通からキタラに向かう園路に架かる橋である。

画像の中央辺りに、今の中島体育センター前広場に建つていた、中島スポーツセンターの屋根が見える。

上の画像上部に中島スポーツセンターの屋根が見える。この辺りは平成の再整備で緑地に変わり現在に至る。

古代生物館は「こどもの国」の一隅にあり、直ぐ近くには鴨々川が流れている。

鴨々川の右に「こどもの国」の中の古代生物館があったが、今は札幌コンサートホール・キタラが建っている。

北海道大博覧会絵葉書セットは札幌のHorikawaさんに提供して頂いた。有難うございました。
posted by nakapa at 21:27|
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歴史