2日から14日までの風景を日にち順に表示。変化の激しい月だった。月初めは緑も残る晩秋の風景だったが、次第に雪景色へと変わって行った。
12月2日

鴨々川は中州橋で別れ分流は菖蒲池に向かう。画像では分流の左側が札幌コンサートホール・キタラで右側は「香の広場」。ほぼ中央の白いオブジェは安田侃の「相響」。

アチラは薄野だがススキはない。こちらでは池端にススキがある。菖蒲池東岸から薄野方面を観たところ。菖蒲池は水が満々。枯れススキが秋の終わりを感じさせる。
12月3日

「相響」は冬期間保護のため防水シートを被せている。イタリア産の大理石だが水に弱く、水が入り込んで凍って膨張すると亀裂が生じるそうだ。青い空と白い雲が印象的。
12月10日

12月10日には菖蒲池が凍結した。かなり早くから凍っては融けるを繰り返していたが、この時点で完全に凍結したようだ。マガモなどの水鳥はすべて去って行った。

凍結した菖蒲池は雪が積もると雪原のように見える。白い雪を背景にススキが映えている。未だに秋の雰囲気が漂う菖蒲池。真っ白な銀世界になる日も近い。
12月14日

札幌コンサートホール・キタラは地下鉄駅から一番遠い所にある。中島公園駅から来ても幌平橋駅から来ても、およそ7分の距離にある。コンサート会場まで快適に歩いてもらおうと言うことで、以前はロードヒーティングだった。およそ10年前から使われなくなったのは経費のせいだと思う。これも公共事業、確実に儲かる人は造る人。

明治時代は、この辺り一帯は岡田花園だった。天文台は1958年に開催された北海道大博覧会の目玉として「子供の国」とともに造られた。岡田花園の岡田山の頂上を少し削って建てられたそうだ。冬になると子供たちのソリ遊びで賑わっている。天文台は無料開放されている。