2014年12月31日

マガモを追うカラス

中島公園全体が白い雪でおおわれ、どこに行っても同じような景色だ。冬でも唯一、変化に富んでいるのが地下鉄幌平橋駅裏の鴨々川周辺。しかし、マガモばかりで皆同じような顔と身体ばかりだなと思っていたら、カラスがマガモを追いかけていた。空中戦みたいで面白い。中島公園がちょっとワイルドになった瞬間である。

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カラスが鴨(マガモ)を追っている。捕まったら食われるかも知れない。私はカラスが鴨を食べるのを見たことがある。食べた残骸なら何回も見たし写真にも撮った。普段一緒に居るのに何故食べるのだ。腹が減っているからに違いない。

鴨は自分がなぜ追われるのか理解できないだろう。しかし追われれば懸命に逃げる。普段一緒にいるのにだ。隣のオヤジが急に強盗に変わったようなものではないか。襲われて初めて強盗と分かるのだからやりきれない。

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こちらの鳩はただ飛んでいるだけ。鳩も腹が減っていると、懐からデジカメを出しただけで、集団で飛んで来るから怖い。顔の辺りを目がけて飛んで来るのだ。懐からエサを出す人がいるので、エサをくれると思われるのだ。

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ここは地下鉄幌平橋駅近くの鴨々川。右上に見えるのが地下鉄3番口。

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鴨の居る部分を拡大してみた。この辺りが一番自然に近い感じの鴨々川。

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幌平橋駅方面から西を見渡す風景。鴨々川が自然な感じで流れている。
タグ:事件事故
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2014年12月26日

2014「年の市」のまとめ

年末の風物詩「年の市」が開かれている。地下鉄中島公園駅1番口近くで31日まで。


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薄野側出入口で露店2店が神棚向けの飾り「宝船」などを販売している。


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ここから歩いて数分の所に東北以北最大の繁華街、薄野(すすきの)がある。


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本山商店


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金道商店


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中島公園駅1番口のある南9条通から見た露店。2軒だけだが店内は正月グッズで溢れ、「年の市」が立つと年の暮れを感じる。
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2014年12月21日

冬の鴨たちは川へ

2014年12月21日 冬の鴨たち

今日は寒くて足元がよく滑る。氷が張ってツルツルの道は歩くのも怖い。それでも地下鉄幌平橋駅裏の鴨々川に行ってみた。この辺りは冬になるとマガモなどで賑わう。その他に常連のカラス、スズメ、ハトなども集まる。今日は珍しく護国神社でリスに出会った。半年ほど前に1回観ただけのリスにお目にかかれるとは運のいいことだ。やはり、中島公園にもリスが来たのだろうか?


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この太鼓橋を渡ると地下鉄幌平橋駅。道はツルツルで最悪だった。


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太鼓橋の下あたりにマガモが沢山居た。


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ハト、スズメ、カラスなども居た。この辺りは冬になると鳥類が増える。


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マガモの雄と雌。目分量で雌は雄の半分くらいかな。


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行啓通に沿った鴨々川が自然に近い形で残されているがマガモは疎ら。やはり、地下鉄裏辺りが好きらしい。理由はエサをやる人が来るからだと思う。これは私の推測。


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札幌護国神社の北側の鳥居より、中に入るとリスが、この画像で言うと左端から右端に向かって走っていた。背後からカラスが追いかけていた。直ぐに彰徳苑に入り見えなくなった。13年間、この界隈に住んでいるが、リスを見たのは今年に入ってからの2回だけ。他に目撃情報を聞いたことがある。












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2014年12月14日

12月上旬の中島公園

2014年12月上旬の中島公園
2日から14日までの風景を日にち順に表示。変化の激しい月だった。月初めは緑も残る晩秋の風景だったが、次第に雪景色へと変わって行った。

12月2日
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鴨々川は中州橋で別れ分流は菖蒲池に向かう。画像では分流の左側が札幌コンサートホール・キタラで右側は「香の広場」。ほぼ中央の白いオブジェは安田侃の「相響」。

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アチラは薄野だがススキはない。こちらでは池端にススキがある。菖蒲池東岸から薄野方面を観たところ。菖蒲池は水が満々。枯れススキが秋の終わりを感じさせる。

12月3日
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「相響」は冬期間保護のため防水シートを被せている。イタリア産の大理石だが水に弱く、水が入り込んで凍って膨張すると亀裂が生じるそうだ。青い空と白い雲が印象的。

12月10日
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12月10日には菖蒲池が凍結した。かなり早くから凍っては融けるを繰り返していたが、この時点で完全に凍結したようだ。マガモなどの水鳥はすべて去って行った。

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凍結した菖蒲池は雪が積もると雪原のように見える。白い雪を背景にススキが映えている。未だに秋の雰囲気が漂う菖蒲池。真っ白な銀世界になる日も近い。

12月14日
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札幌コンサートホール・キタラは地下鉄駅から一番遠い所にある。中島公園駅から来ても幌平橋駅から来ても、およそ7分の距離にある。コンサート会場まで快適に歩いてもらおうと言うことで、以前はロードヒーティングだった。およそ10年前から使われなくなったのは経費のせいだと思う。これも公共事業、確実に儲かる人は造る人。
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明治時代は、この辺り一帯は岡田花園だった。天文台は1958年に開催された北海道大博覧会の目玉として「子供の国」とともに造られた。岡田花園の岡田山の頂上を少し削って建てられたそうだ。冬になると子供たちのソリ遊びで賑わっている。天文台は無料開放されている。
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「香の広場」と彫刻

2014年12月14日 「香の広場」と彫刻
現在「香の広場」と呼ばれている中島公園ほぼ中央の芝生の広場はいろいろな使い方をされて来た。例えば明治時代は競馬場馬場の一部、大正7年の開道50年博覧会には多くのパビリオンが建った。1958(昭和33)年の北海道大博覧会以降は百花園が整備され一つの形になった。しかしそれも、平成の再整備で廃園となる。なんの変哲も無い広場だが歴史的なものを含めて説明したいと思う。
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香の広場
百花園の跡地は緑のオープンスペースとなったが、百花園時代の彫刻(山内壮夫作品)は場所を変えて残されている。

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笛を吹く少女
1959年設置の山内壮夫作品。元々藻岩山を眺める様に立っていたので、百花園時代と、ほぼ同じ向き、だいたい同じ場所に立っていると思う。バラの花に囲まれた「笛を吹く少女」は美しい。私の大好きな像だが、設置されて半世紀もたってしまった。コンクリート彫刻の寿命は人間と同じくらいなので、維持保全が当面の課題となっている。後述する3体の彫刻も同じ様な状態にある。

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母と子の像
1959年設置の山内壮夫作品。ただし、1961年の設置という説もある。
2007年6月、この像は転がされたり、目を花火で焼かれたりする悪質な悪戯に遭った。この事件をきっかけに、野外彫刻清掃をボランティアが定期的に行うことになった。主催は札幌彫刻美術館友の会。

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猫とハーモニカ
1961年設置の山内壮夫作品。猫にしては人間っぽいのは、損傷した耳のせいだと思っていた。しかし、ギリシャ神話の牧神という説が有力である。牧神パーンとパンフルートではないかと言われている。

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鶴の舞
1961年設置の山内壮夫作品。猫とハーモニカ」の隣にある彫刻だが、比べてみると色が白っぽい。 高さ190cmの白コンクリート製。単純に鶴に似ていないと思っていた。実は「鶴の舞」というアイヌの踊り。着物を両手をいっぱいに広げて踊る姿から来ているようだ。

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地下鉄送水口
1971(昭和46)年、1972年に開催された第11回冬季オリンピック開催1年前に地下鉄南北線開業。「地下鉄送水口(消防隊専用)」と書いてある。つまり、この下には地下鉄が走っている事を意味している。中島公園駅から幌平橋駅までを直線で結べば、途中に菖蒲池や香の広場がある。

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日時計
2008(平成20)年6月10日、洞爺湖で開かれたサミットを記念して、民間の時計会社より寄贈された。

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レナード・バーンスタイン像
2014年07月12日、第25回国際教育音楽祭パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)の開催にあたり、PMF創設者レナード・バーンスタインの立像が札幌コンサートホール・キタラ近くに設置された。香の広場の西隣にレナード・バーンスタイン・プレイスが設定され、そこに建っている。
タグ:彫刻友の会
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2014年12月10日

冬期間閉鎖公衆トイレ

2014年12月10日 冬期間閉鎖公衆トイレ

中島公園内には7ヶ所に公衆トイレがある。その内3ヶ所が冬期間閉鎖となった。
現在使用できるトイレは、北(マップの上部)から南9条道路に面したトイレ。
日本庭園入口と売店近く、それと公園橋(豊平館入口)近くのトイレ。
それに自由広場にあるトイレ。この4ヶ所である。

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上のマップでXが付いているトイレは冬期間閉鎖になる。次の3ヶ所である。

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ボート乗り場から文学館に向かう園路の豊水通側にあるトイレ。豊水通のビルが見える。
中島公園の東側の道路。文学館まで約150メートル。開館中なら利用できると思う。

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行啓通に面したトイレ。南側が札幌護国神社、北側に札幌コンサートホール・キタラがある。
200メートル以内に自由広場のトイレがある。

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ここは地下鉄幌平橋駅2番出入口隣。
この駅はトイレが改札内だが、駅員さんにお願いすれば利用できることになっていると思う。
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2014年12月07日

健康生きがいづくりアドバイザーの訪問

 2014年12月7日 健康生きがいづくりアドバイザーが彫刻見学

健康生きがいづくり、略して「健生」の方々が中島公園を訪問してくださいました。

アウトドア活動の一つとして中島公園の彫刻を観に来てくれたのです。

ご案内は札幌彫刻美術館友の会です。ときには吹雪という中でお疲れ様でした。

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「アウトドア・らぶ けんせい」と書いた旗。温かさを感じさせるデザインが素晴らしいですね。


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昔、開拓に貢献した4人を表功する「四翁表功之碑」の後は屋内に入りホッとしました。

こちらは札幌コンサートホール・キタラのエントランスと呼ばれるロビーです。

皆さんが囲んでいるのは安田侃氏の作品「相響」でイタリア製の白大理石で出来ています。

自然の模様がとても綺麗な石です。3体一組で「相響」を構成しているのです。

一つはキタラ前広場、野外にあります。冬は保護のため防水シートで覆われています。

もう一つは、大ホールのホワイエと呼ばれるロピーに置かれています。


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雪が降ったり止んだりしている中、キタラ近くの「レナード・バーンスタイン像」へ。

次に雪原と化した「香の広場」を通過。昔ここは「百花園」と呼ばれたバラ園でした。

最後の見学は貴重な文化芸術遺産「木下成太郎像」。朝倉文夫の作品です。

戦争中の金属回收令で多くの作品が潰されて大砲などの兵器にされました。

その中で唯一残った作品。しかも基壇も台座も場所も建立当時のままです。


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この像の裏側には回ると、そこに建立発起人として首相等、多くの有力者の肩書き氏名が書かれて居ます。

芸術文化のみならず歴史的遺産としても貴重と思います。


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健康生きがいづくりアドバイザーの方々は札幌護国神社にも寄っていかれました。

彰徳苑と呼ばれる神社の一隅には慰霊碑が沢山あります。その中で一番新しいのが沖縄戦戦没者慰霊碑。

沖縄にある「平和の礎(いしじ)」のように一人ひとりの氏名を書いた刻銘板もあります。

そこには10,800名にも及ぶ北海道出身戦没者の氏名が刻まれています。黙祷
posted by nakapa at 15:40| Comment(0) | イベント

2014年12月04日

半分だけ薄く凍った菖蒲池

2014年12月3日 半分だけ薄く凍った菖蒲池 

いよいよ菖蒲池も冬季閉鎖だ。これも冬季閉鎖施設の一つかも知れない。

菖蒲池南側半分に薄く氷が張っている。


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不思議なことがあるものだ。河口のある南側から凍っている。


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札幌パークホテルのある北側が凍っていない。何か珍しいものを見たような思いだ。

普通は河口のある南側は凍るのが遅い。常に水が流れ込むからだ。

原因が分かった。川からの水の流入が少ないからだ。岸辺の喫水線を見れば分かる。

これは私の考え。別な理由があるかも知れない。


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北側から撮影すればこの通り。鴨(マガモ)は凍っていない北半分に群れている。


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菖蒲池中央の西岸には看板が立っている。ここから南側が凍っている。


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鴨が岸辺に並んで休んでいるので、「よーいドン!」と言ったら一斉にスタート。
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2014年12月02日

菖蒲池のマガモ

2014年12月2日 菖蒲池のマガモ
マガモが菖蒲池に浮かぶのも、あと少しだ。
池が凍結すれば鴨類は鴨々川で見られることになる。
ほとんどがマガモでカルガモが少し混ざっている感じ。オシドリもたまには越冬する。
オナガカモも居たこともあるが、一冬しか記憶にない。
私の記憶では冬に中島公園内の鴨々川にいるのはこのくらいと思う

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日本庭園の池と菖蒲池を結ぶ水路。マガモの雄が3羽と雌が2羽。

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左側に菖蒲池が大きく広がる。右側に豊平館前の池がある。なぜか最近のマガモは動きが活発だ。
冬はマガモの結婚シーズンと言われている。そのせいかも知れない。

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飛び出すマガモ。

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次々と飛び出すマガモ。いったい何処に行くのだろうか。

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菖蒲池の南側。うっすらと雪が積もって来ている。池の中の点はマガモたち。
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2014年12月01日

「ゆきあかりin中島公園」の空撮写真

2010年前後の「ゆきあかりin中島公園」を中島公園上空からエアロスポーツ北海道のISHIDAさんが撮影。次のようなコメントを頂いた。一部抜粋、「数年前『さっぽろ雪まつり』の夜景を撮りに行った際、偶然、中島公園で光のアートを見つけ写真におさめました。何かのイベントであろうとネット検索し『中島パフェ』を発見、それが『ゆきあかりin中島公園』であることを知りました」。

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