2009年03月02日

私も歴史上の人物に?

2009/3/2

「私も歴史上の人物に?」         
「歴史は勝者によって書かれる」と言われていますが、現在起きていることも勝者によって書き加えられていると思います。 勝者による勝者の為の歴史に、一庶民として割り込んでみたいとは思いませんか?

1000人の内一人の勝者がいれば、残りの999人は、居なかったのと同じことです。 存在するのは勝者だけです。 何年かたてば、それが歴史上の事実として残ります。 そこに割り込めたら痛快ですね。

ヒットラーもムッソリーニも歴史上の人物として残っていますが、映画の悪役のようなものです。 勝者を輝かせるための引き立て役にすぎないのです。 

脇役はちょっとした色づけ。エキストラにいたっては、背景と一緒に残るだけです。 まして、観客などは、初めから存在しなかったのと同じことです。 それでも、なんとかして、歴史作りに割り込むのです。諦めてはいけません。

インターネット社会になって、個人も情報発信できるようになりました。 よい意味でも悪い意味でも、世の中変わるはずです。 これからは、一庶民でも割り込めるのです。

個人で情報発信できるようになったのだから、個人も歴史上に一人分の歴史を残せることになりました。 ゼロとゼロとをいくら足してもゼロですが、1を10億回足せば10億です。 誰もが人類の一人として、歴史作りに参加できるのです。

今までだって書いて残せました。 しかし、意味がまるで違います。デジタル化された情報は集計して分析できるのです。 膨大な情報処理システムが続々と構築中です。

これからの世界は、どう変わるのか? 既に古い人間になってしまった私には見当もつきません。 しかし、一人分の情報を残すことができます。 

ゼロと「1」との間にある差は膨大です。 私が死んでも、歴史上に痕跡を残すことになりました。 それを利用するか、しないかは未来の人の考え次第です。 

私が子どもの頃はSFでも想像できなかったことが、現在進行していると思うと、今そのときに生きていることが、夢を見ているような気がします。

知識もないのに、思うがままに書いてみました。 たわごとを最後まで読んでくれて有難うございました。 
posted by nakapa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記