2009年01月15日

筋書きのないドラマ

2009/1/15

「筋書きのないドラマ」         
〜あの日があったから今がある〜

「人の輪に入りなさい」と簡単に言われても困る。生活環境が急変した定年退職者にとっては、かなり難しい問題なのだ。

知りたいのは「いかにして」という各論である。総論だけでは突き放されたような気がしてしまう。

退職後は静かな生活に満足していたが、QPにとっては邪魔らしい。高齢者向けサークルをいろいろ紹介され、最後に勧められたのが「やさしい英会話」だった。

「これなら続けられると思うよ。1年間は絶対止めたらダメだからね!」と、念を押された。家の中に、私の居ない時間を作りたいらしい。

背中を押されるようにして入った「英会話」だが、無趣味の私は話し相手もなく、教室の片隅にじっと座って9か月もたってしまった。
 
新年会でKさんと出会ったのは、そのころだった。 話題が豊富で面白く、直ぐに打ち解けた。

「何か一つくらいできることあるでしょ」と聞かれたので「パソコンを少々」と答えた。すると「一緒にサークルのホームページを作ろう」ということになった。

趣味のパソコンを活用する機会を得て、その後はとんとん拍子だ。 自然に人の輪に入って行けるようになった。偶然の出会いも必要だが、長年続けて来た趣味も役に立ってくれた。

それからと言うものは、ときには簡単に人生航路を変えてしまう、偶然の出会いが楽しみになってきた。自由な人生は「筋書きのないドラマ」のように面白い。
posted by nakapa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記