パソコンの世界は変化が激しくて、私のようなノロマはとてもついて行けない。 なんでこんなに忙しないのかと嫌になってしまう。
私は定年退職したとき、これからはノンビリ生きようと決めていた。 人様の為に役に立つこともやるつもりだが、あくまでもマイペースでノンビリやりたい。
高齢者の一番の役割は次世代への引継ぎだと思う。 今朝の北海道新聞の見出しに「匠の技伝えます 道、HPで熟練技術者紹介」とあったが、大切なことだと思う。
そこには「道内のものづくり産業の発展には、ペテランの技術を、次の世代に引き継ぐことが重要だ」と書いてあった。
まさにその通りと思うが、よりよい環境を守り次世代に引き継ぐことも重要と思う。 中島公園は札幌市街地に残された唯一の水と緑の豊かな環境である。
しかも、札幌の父なる山、藻岩山を望み、母なる川、豊平川に隣接している。 山が一番きれいに見える位置は、仰角8度で観れる位置と言われている。
中島公園は、まさにこの位置にある。 札幌パークホテル側から池越しに観る藻岩山は絶景である。 しかし、この景観は高層ビルの建設で徐々に失われつつある。

これでいいのだろうかと思うようになったのは、5年くらい前からである。 実は、私自身、当該高層ビルの一室に住んでいる。 ここが気に入って転居してきたのだが…。
転居2年目に自分の住まいが景観の妨げになっていることに気がついた。 皮肉なことに中島公園の自然環境を良好な状態で次世代に引き継ごうと考え、ウェブサイト「中島パフェ」を開設し、ようやく運営が軌道に乗ったころである。
いずれにしろ、中島公園の魅力を伝える活動は続けなければならない。 中島公園は守るに値する「札幌の至宝」と、思ってもらうことが大切である。 このような思いで「中島パフェ」を運営して、もうじき6年になる。