2008年10月19日

nakapaの人生相談4

2008/10/19

「nakapaの人生相談4」         
〜ドンキホーテか、従者か〜

サトさんは7歳下の定年男性。又相談にやって来た。 私がヒマそうだから来てくれるのか、相談事があって来るのかよく分からない。

「無理して相談に来なくてもいいんだよ。 せっかく来たんだから思い出話でもしようか」

「そうですね…。先輩にはよく足を引っ張られました。 花巻に一件、あれはヤバかったですよ。 あの時……」

「それはそれとして、今日は何の相談だい」
「思い出話はいいんですか」
「せっかく遠くから来たのだから、相談にのってあげないとね」

「女房が、退職してうるさくなったと言うんですよ」
「一日中顔を突き合わせていたら、そう思われるよ」

「90%は譲っているんですよ。 うるさいのは一体どっちだと言いたいですよ」

「一つでも反論したらうるさいといわれるよ。 一言も反論してはいけないんだよ。 分かる? 一言もだよ。 居候は静かにしているものだ」

「居候?」
「家でゴロゴロしている年金爺さんのことだよ」

「それでも100%言うこと聞くなんて情けなくないですか」
「譲るなら100%。譲らないのも100%。 中途半端はダメだよ」
「話し合うのが人間の知恵というものでしょ」

「3人以上いればな…。2人では話し合いにならんのだ」
「はぁ?」

「二人暮らしは勝負の世界。話し合いの余地はないね。勝って恨まれ、負けて悔しがり、妥協すれば双方が不満を持つ」
「厳しいですね」

「二人暮らしの舞台にはドンキホーテと従者の二つの役しかないのだ。 どちらか好きなほうを選べばいいんだよ」
「ドンキホーテはご主人様ですよね」

「だけど、ドンキホーテはドンキホーテだよ」
「もっと立派なご主人様だっているでしょう」
「他所に行けばね」
posted by nakapa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記