2008年10月11日

観光ボランティアご案内

2008/10/11

「観光ボランティアご案内」         
中島公園も紅葉のシーズンです。このたび、国際プラザ、観光ボランティアの方々をご案内しました。ボランティア活動の参考のため、市内観光スポットを視察しているそうです。今回は中島公園ということで、私が案内することになりました。

「気楽に知っていることを説明してくれれば十分」と言う事なので喜んで引き受けました。およそ1時間30分の見学散歩になりました。先ず、9条広場の山内壮夫の「森の歌」の説明をしました。次にパークホテル前あたりから菖蒲池越しの藻岩山を観てもらいました。山が一番美しく観えるのは仰角8度といわれています。それがこの位置なのです。

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タイミングよく、およそ3年半前積雪により倒壊した茶室「八窓庵」は修復完了していました。只今一般公開中。14日から冬期間の積雪から保護するプレハブ小屋の建設が始まります。再び立入禁止になり、再公開は4月下旬の予定です。

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豊平館では天皇がつかわれた品々のうち、椅子や銀製花瓶、小物などを見学しました。明治天皇がお泊りになった部屋は時代考証による複製ですが、蚊帳をつったベッドなど興味深いものです。

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ちょうど、広間では結婚披露宴が始まろうとしていました。係りの方が「どうぞ中に入って見てください」と言ってくれました。

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天文台の中に入ったことのある人は少ないと思いますが、こんな感じです。

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天文台前の観光ボランティアの方々です。

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中島公園ほぼ中央にある芝生の広場で、山内壮夫の4点の彫刻を見た後に、東側の森に入り「木下成太郎先生像」の説明をしました。

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北海道立文学館までの見学コースの途中で、「木立のギャラリー」が開催されていました。  

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文学館前で解散です。一斉にこちらを向いてもらうより、この程度がいいですね。

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最後にミーティング。これでおしまいです。お疲れ様でした。 
タグ:広報活動
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2008年10月10日

楽しい陸海空の旅

2008/10/10

「楽しい陸海空の旅」
素晴らしい陸・海・空の旅でした。 東北から北関東にかけて空から、海から、陸から観ることが出来たのです。 

空の旅は速いのですが、上から下を見る限りゆっくりと進んでいます。 いつも下から見上げている雲が、下にあるから不思議です。 雲が切れると大きな川が見えました。
 
ちょうど客室乗務員さん が通りかかったので、「あの川なんていう川ですか?」と聞くと、ニッコリ笑って地図を見せ、「この辺を飛んでいます」と、指をさしました。 

小さな地図に細い糸くらいの太さで何本も川が書いてありました。 それを見ても分かるわけがありません。 しかし、新しい発見をしました。
〜客室乗務員の辞書に 分からない という文字はない〜

800キロのバスの旅でしたが、とても快適でした。 ガイドさんの方言が心地よく耳に響きました。 ここは東北…、しみじみと実感しました。 

岩手県のどこか、と思いますが、立派な瓦屋根の豪邸が延々と続いていましました。 漁師の家と聞いてビックリしました。

つい先日、「燃料がこんなに上がっては漁師は食えない」とデモをしているのをテレビで観たばかりです。 漁師にもいろいろあるのだなと思いました。

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帰りは茨城県の大洗港から大きな船に乗りました。 食事のとき、隣のテープルは男性一人に女性5人、楽しそうな笑い声が絶えません。
 
こちらは男性5人で黙々と食事をとり酒を飲みました。 何か話していたかもしれません。 ただ、隣のテーブルがとても楽しそうだったので、そう感じました。 

2次会はミーティングルームです。 食事を終わった方は、そちらに行きはじめました。 

隣のテープルも二人ばかり抜けましたが、相変わらず賑やかです。 「楽しそうですね」と声をかけると、「どうぞ」というので私も仲間に入れてもらい、賑やかな輪に入りました。
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2008年10月09日

東北ミステリー旅行

2008/10/9

「東北ミステリー旅行」         
「旅行大変楽しかったですよ。又行きたいですね」
「どこが楽しかったんだ」
「Aさんと話したり、Bさんと笑ったり、Cさんと美味しいもの食べたり、Dさんとお酒呑んだり、Eさんと散歩したり…」

「もういい! 何処に行ったのか聞いているんだよ」
「東北ですよ。楽しかったですね」
「あんたと話しているとホントにイライラするね。 東北のどこへ行ったんだ」
「それは難しい質問ですね。バスだけで800kmですよ。どこに行ったか覚えて置く事は至難の技です」

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多分、気仙沼港

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福島県のどこかの昔風な村

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日本の3名滝、華厳の滝、那智の滝、もう一つがここ

もともと私は、この旅行を行く先の分からないミステリー旅行として参加しました。 分かっているのはNHK前7時50分集合だけでした。 

しかし、QPの為に印刷した旅行日程を置いて行きました。 彼女がそれを見て、「仙台に行くのね」と言ったので、それだけは予め知ってしまいました。 

「QPが余計なこと言うから楽しみが一つ減ってしまいました」
「どうせ千歳空港に行けば分かることじゃないか」
「分かりません。その為にアイポットを用意しました」

「なに?」
「イヤーフォーンで音楽を聴きながら前の人の背中を見ながら行けば目的地に着けるのです。 これが団体旅行のメリットです」
「そんなの俺はごめんだね」

「着陸して始めて、そこが仙台だと分かるのです。感動も10倍! 料金は一緒ですよ。 いい考えでしょう」
「長生きするよ」
「もうじき68になるんです。まだまだ生きられますね」

「あんた、俺の会社だったら絶対に勤まらんな」
「お褒めにあずかり光栄です」
「なに!」
「ノーベル化学賞の下村さんも、同じこと言われたそうです」
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2008年10月08日

靴をどこに出す?

2008/10/8

「靴をどこに出す?」         
なぜか知らないが憧れのAさんの部屋に入った。 普通は女性一人の部屋に入れてもらえないから、入らなければならない事情があったのだと思う。

しばらくすると、だんだんいいムードになって来た。 
「いいわよ、その代わり靴を外に出してちょうだい」
とAさんは言った。

「来客中につき入室禁止の意味かな」と、いいように解釈して履いてきたイタリア製の高級靴を廊下に出した。

「そこじゃダメ。もっと遠くに出して」と言われても何のことか分からない。 それでも一生懸命どこに出すか考えた。 この部屋は、大きな家の3階にある。

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常識的には玄関だなと思い、1階に降りた。 しかし、こんな所に置いたら家の人に、来たことがバレてしまうと心配になった。

あれこれ考えた末、手提げ袋に靴を入れ、バス停のある道路にまで来てしまった。 「さて、どうしよう?」 と、思い悩んだ。

ここなら家の人に見つかる心配はない。 ここに置こうと決めるのはいいが、「ドロボーに盗られたらどうしよう」と、心配になった。 

とりあえず、靴の入った手提げ袋を、そこに置き、観察することにした。 懸念したとおり、通りがかりの紳士が手提げ袋を手に取り、悠然と歩き出した。

「あの〜、ちょっと! それは私の靴ですが…」というと、
「そうですか。警察に届けに行くところですが、お返ししましょう。 あなたのものであることを証明して下さい」
「見ての通りサンダル履きです」
「それは証明になりません。免許証をお持ちでしょ」

上着はAさんの部屋にある。 こんな訳で靴は取られてしまった。 見ず知らずの人をAさんの家に連れていって、あれこれしていたら、Aさんとの楽しいひと時を失ってしまうかもしれない。

これでは何の為に靴を出しに行ったのか分からない。 ともかく靴は出したのだ。 いそいそと部屋に帰りAさんに報告した。

「靴だしました。うんと遠くにですよ」
「ずいぶん時間かかったのね。お疲れ様。それ履いて帰ってもいいわよ」

(初めてのフィクションです。お粗末でした)
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2008年10月07日

野球界は凄い世界

2008/10/7

「野球界は凄い世界」  男のエッセイ
北京オリンピックあたりの8月23日、このブログに「星野は金以外いらない」を書いた。 野球のことはよく知らないのだが、彼の傲岸不遜な態度には違和感を覚えていた。

監督に選ばれたのはそれなりの理由があると思うし、人気もある。 しかし、「金しかいらん!」とは驚きの発言だ。 鼓舞する為としても別の言い方があるだろう。

金以外要らないということは、金を取る自信があるからだと思う。 結果が余りにもかけ離れているので、今度は呆れてしまった。 

これが野球のことをよく知らない私の感想である。 野球通からみれば別の見解もあると思う。 星野ファンからみれば、何も知らないでこんなことを書く、私こそ傲岸不遜かもしれない。

ともかく、「星野は金以外いらない」を書いてしまった。 そうしたら、こんなコメントがついたので、思わず笑ってしまった。

「カネじゃなかった、キンの誤読でした。笑。
スポーツにうといものですから、星野監督は『お金の亡者』と批判されているものと勘違い。書くまでもないと思いましたが、そう思った人がいたという笑い話にしてください」

笑い話になるかどうか試してみたくなったので、野球専門のブログに次のようなコメントを書いてみた。

「(前略)、『金しかいらん!』は金メダルしかいらないという意味だったのですね。『カネしかいらん!』だと思っていました」

さっそく「星野は金の亡者」という反応があり、次のような趣旨のことが書いてあったので、ビックリした。

「先発の川上憲伸投手と岩瀬投手を連投させて疲れさせて、負けさせている」、その結果、「彼らが自信を失い、残りゲームに悪影響を与えるのが目的」

野球ファンの世界は凄い世界だと思った。 深くて過激な意見がいっぱい。とても笑い話になる世界ではない。 笑い話は諦めたが、勉強にはなった。
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2008年10月06日

八窓庵一般公開中

2008/10/6

「八窓庵一般公開中」         
2005年3月に倒壊した国指定重要文化財「八窓庵」の修復工事が終わりました。一般公開はすでに始まっていますが、10月5日〜13日、午前9時から午後5時です。

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日本庭園入口の立て看板、公園ライトアップは終了です。

八窓庵は約400年前に小堀遠州が滋賀県に建築したといわれる茶室です。大正時代に札幌の実業家が買い取り、1971年に札幌市に寄贈され、中島公園内の日本庭園に移築されました。

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2005年3月、八窓庵を積雪から守るためのプレハブが雪の重みで崩れ、中の八窓庵も倒壊しました。復元には3年7か月かかりました。折れた柱は残った部分をつないで復元するなど、修復には大変な手間がかかりました。費用は約8,150万円掛かりました。一般公開終了後の14日からはプレハブ設置工事のため閉鎖されます。積雪など環境の厳しい冬期間はこのプレハブにより保護されます。

すでに終了していますが、次のような関連記念行事がありました。
復旧工事パネル展(豊平館)10月1日〜7日 工事の様子をパネルで紹介。
日本庭園野点席10月5日(日)11時、13時、14時、15時。各20人。

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タグ:日本庭園
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2008年10月05日

主婦プロフェショナル

2008/10/5

「主婦プロフェショナル」  
ニューヨークのセントラルパークの運営には多くのボランティアが関わっている。公園を愛する人が公園の維持管理などに当たれば大きな力を発揮するだろう。それと同じように家族を愛する主婦の力が、家庭の中で大きな力を発揮している事実がある。

2年前の話だが、「炊事洗濯から育児までこなす専業主婦の働きは裁判官並みの年俸13万4121ドル(約1520万円)に相当する」と、雇用情報を提供する米サラリー・ドット・コム社は試算を発表した。

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窓から虹が見えました。かすかに二重です。

およそ3年ぶりにA家を訪ねた、その帰り道。
「Aさんの奥さんは歳を重ねても、きれいな方ですね」
「女はお金かければ、いくらでもきれいになれるんだよ」
これがQPの持論である。 

「郷土料理も美味しかったですよ」
「材料がよければ、いくらでも美味しくできるのっ!」
これもQPの持論。全ては予算次第と言わんばかりだ。

「豆腐料理も美味しいし、まさに料理プロフェッショナルですね」
「そうかな〜?」
「主な材料は豆腐ですよ」
「高級な豆腐だってあるんだよ」
「ビフテキほど高くはないでしょう」

QPはAさんの奥さんと仲良しだし、ただの世間話のつもりだったが、なぜか反発してくる。
「能ある鷹は爪を隠すんだよ」
「爪?」
「そうだよ」
「そんな尖ったものでなく、隠すのは もっと丸いモノでしょ」
へそくりを隠しているのは知っているぞと言ったつもり。
「悪い?」と、悪びれることもない。
「40年間も、よく隠せましたね」
「そうだよ、わたしゃ主婦プロフェショナル!」
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2008年10月04日

第2回野外彫刻清掃(実施)

2008/10/4

「中島公園野外彫刻清掃」         
芸術の秋です。 中島公園モニュメント研究会では、芸術と歴史の公園、中島公園の野外彫刻の清掃を行いました。同会では「だれでもできる彫刻のお掃除を行います。ちょっとだけ参加、見学だけでも歓迎です。お友達を誘って参加して下さい」との呼びかけのチラシをつくり、ボランティアを募りました。
 
第2回中島公園野外彫刻清掃は9月28日(日)9時から12時までの予定で行われましたが、少し時間をオーバーしたようです。 16名の方々が彫刻清掃に汗を流しました。単に清掃をするのではなく、彫刻の説明を聞いたり、材質にあった清掃法を学んだりしながら、中島公園に点在する野外彫刻をきれいにしてくれました。有難うございました。 次回は来年の春と聞いています。 私も参加するつもりです。

彫刻清掃に参加した北海道コミュニケーションズの橋本さんが写真を送ってくれました。お言葉に甘え、このブログで使わせてもらいます。橋本さん有難うございました。


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武蔵野美術大学創設者「木下成太郎先生像」、先ず水をかける

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台座に隙間が出来、草が生えているので除草作業

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「木下成太郎先生像」の清掃完了、きれいになりました。

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彫刻を美しく見せるには、周りの除草も大切です

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母像を囲む多数の子供の像や牛、馬、羊と言った動物が…

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仕上げはワックスをかけてから乾拭きをします

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小野健寿の「のびゆく子等」、菖蒲池の北にあります

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四翁表功之碑、4人の開拓功労者を顕彰して建てられた

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人は怪我しない、彫刻を疵つけないことが前提の作業

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キタラのシンボル「相響」は安田侃の作品、まず説明を聞く

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丸くて美しく、磨けばさらにきれいになる

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中島公園ほぼ中央の芝生の広場にある「猫とハーモニカ」

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彫刻を計測しデータベース作成の資料にする、「鶴の舞」

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「猫とハーモニカ」「鶴の舞」「笛を吹く少女」は山内壮夫作

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「森の歌」とこの「母と子の像」を含め5点が山内壮夫作品
タグ:彫刻友の会
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2008年10月03日

2008中島公園紅葉ライトアップ

2008/10/3

「中島公園紅葉ライトアップ」         
この「中島公園紅葉ライトアップ」は2010年より休止。

「中島公園紅葉ライトアップ」が中島公園内の日本庭園で開催されました。 札幌市内のほぼ中心部にある中島公園の紅葉をライトアップするイベントです。ロマンティックパーク「光の森2008」と題し、自然とライトアップの調和で新しい札幌のワンシーンが作られました。

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用意した55個の投光器で樹木を照らし、幻想的な雰囲気の中で市民音楽フェスティバルの開催や、温かいお茶の無料提供もありました。

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今日の演奏は2台のギターとテナーサックスのトリオによるボサノバです。 確かバンド名は「ロマンティック・スリー」だったと思います。

温かいお茶の無料提供とチラシに書いてあったので、情報確認のため飲んできました。紙コップに番茶です。雨が降ったり止んだりしていました。

午後6時〜9時までの幻想的なひと時でした。 このイベントは今日から10月5日の日曜日まで三日間続きます。
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2008年10月02日

事故に遭った慎重な人

2008/10/2

「事故に遭った慎重な人」       
かなり長いこと旅行に行っていない。空港に着くと27年前にタイムスリップしたような気がした。何となくタワー(管制塔)を見たくなった。団体旅行だが、皆から離れて一人で外に出た。仙台空港もずいぶん変わったものだと思った。 タワーを見ていると27年前のことを思い出した。

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    なぜか仙台空港と思って撮った新千歳空港

当時、友人が仙台タワーで働いていた。 転勤の挨拶に行ってみたが、仕事をしているようには見えなかった。
「ヒマそうだな、仙台は狂ったように忙しいとか言ってたじゃないか」
「事故が起きたんだ。 機体は片付けたが、警察で捜査中よ。ランウェイクローズ だ」
小型機が着陸に失敗したらしい。滑走路は閉鎖中だった。
「けが人がでたのか」
「そうらしい」

この事故で知人が命を落としたことを知ったのは、札幌に着いてからだった。彼はアマチュアパイロットだが、事業用操縦士のライセンスを持っていた。同じアパートに住んでいたので、同乗して帰ることが多かった。車中でよく話をした。
 
「訓練中の(アマチュア)パイロットの面倒をみているんだ」
とよく言っていた。
「判事って偉いのか」と聞いてから、「実は今度の訓練生は判事なんだ」と得意そうに言う。アマチュアだが、気分は教官である。実際もそうかもしれない。

新聞には乗員2名死亡と書いてあった。 無口な奥さんの顔を思い出した。いつか彼がこんなことを言ったことがある。 
「金を貯めて女房にボタン屋をさせるんだ。ボタンは腐らないから素人でも出来る。あらゆるボタンをそろえて置けば、そこそこの商売になるんじゃないか。そうすれば年金の足しになるな」
まだ、四十前なのに、やけに年寄り臭いこと言うものだと思った。あれほど慎重な人が、こんな最後を遂げるなんて、人生は何が起こるか分からない。 

もの思いに耽っていたが、ようやく自分がいる場所が仙台でないことに気がついた。千歳空港を歩いているうちに起きた錯覚だった。なんとなく無機質な構内、歩いているうちに自分がどこにいるのか見失う。空港には個性がない。飛行機も同じだ。有機質の人間が無機質の飛行機に身を任せる。慎重なパイロットも時には自分を失うのかもしれない。
タグ:事件事故
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