2008年09月17日

自由広場の自由人

2008/9/17

「自由広場の自由人」         
   人っ子一人いない自由広場の午前です。

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   自転車の手入れに余念がない若者が一人。

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大阪から来たという。
「どうやって」と聞くと「全部自転車」と答えました。

「海はどうっやって」と、
思わず余計なことを聞いてしまいました。

それには答えず、ただ笑っているだけ。 
白い歯がとてもきれいです。

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2ヶ月程かかったそうです。これから沖縄に行く予定。
なるほど、着いたころ北海道は雪。
寒気から逃げるように南に下る自由人です。

気をつけていってらっしゃい。グッドラック!

私も自由人。 ただし、体力に少々難あり。 
自転車で動けるのは、せいぜい半径4km程度。
野宿は嫌です。 トイレも水洗でないと入る気がしません。

寒くなれば暖房に頼る、かなり不自由な自由人。 
ただ、心だけは、この若者と同じくらい自由です。
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2008年09月16日

禿頭症はコードネームHG

2008/9/16

「禿頭症はコードネームHG」  
今回は果敢にタブーに挑戦します。ご存知でしょうか? 実は「ハゲ」が差別用語かどうかはギリギリのところにあるのです。「禿頭症」と言い換えを迫っている人もいます。このような状況なので、わが身の危険を避けるためコードネームを使うことをお許しください。コードネーム”HG”とします。このページだけに通用する暗号です。

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                シビックメディアSapporo

「なんだ、ハゲマルドンって?」
「マルハゲどん では可哀想でしょ」
「そうか。可哀想だな。ついにネタも尽きたか」
「違います。これは私たちシニアにとって避けて通れない重要なテーマです」


『猿の惑星』という映画を観ていて気が付いたのですが、観終るころになると猿が普通で人間の方が「動物」のように見えてきたのです。こんな試みはいかがででしょうか。HGばかり集めて映画を作り、3人ばかり毛のある人を出演させてみるのです。同じような現象が起こるかもしれませんよ。髪がフサフサな人が変に見えてきたりしてね。 

ところで、明治政府一番の失敗は明治4年発布の『断髪令』だと思いますが、どうでしょうか。千数百年続いた良き習慣を、欧米諸国が難癖をつけたといって、あっさりと禁止してしまったのですよ。困った政府ですね。今は髪型は自由だといわれても、一度失ったものを元に戻すのは容易ではありません。現実問題としては、不可能でしょう。まったく惜しいことをしたものです。

去年の話で恐縮ですが、「首都圏の女子大生に対して、『髪の薄い男性は好きですか?』とのアンケート調査を行ったところ、『はい』が0%だった(道新2007年6月25日)」そうです。 

いいですか。ゼロですよ。「それでもいい」といってくれた人は、なんと! 一人もいなかったのです。悲しいではないですか。 善良な市民が何の落ち度もないのに、これほどの仕打ちを受けるとは…。明治政府の高官は『断髪令』を発布したとき、果たしてこのような事態を想定したのでしょうか。

ローマ皇帝のシーザーはHGを隠すため月桂冠を発明しました。日本では武士から商人にに至るまで、「士農工商」全員がチョンマゲを結える公平な制度があったのです。千数百年続いたチョンマゲの習慣を止めるなんて、まったく何ということをしてくれたのでしょう。明治政府最大の失政ですね。チョンマゲをしていれば、髪が薄いか濃いかは問題にならなかったはずです。HGだからといって女子大生に嫌われる必要はなかったのですよ。 

それだけではありません。経済効果もあるのですよ。世界中の政治家が日本のチョンマゲを見て羨ましがり、世界各国で「チョンマゲ令」を発布するかもしれませんからね。ある調査によると、日本のHG人口は26%に対して、欧米は40%くらい占めるのです。政治家だけに限定すれば、更に跳ね上がると思います。彼らが黙っているはずがありません! 

そうなれば、「髪結い産業」は引っ張りだこです。日本の床屋が世界中に進出して、景気回復の機関車の役目を果たしたかもしれないのです。なんとも惜しいことをしたものです。

「あんた、薄いのか?」
「見れば分かるでしょ」
「すまん。まぶしくてよく見えなかった」

「ハゲマルドンではなかったですね」
「何の話だ」
「さっきハゲマルドンと言ったでしょ。私の間違いでした」
「そんなこと、どうでもいいよ」
「正確にはハドン。終末の象徴です」
「終末? なんだ同じじゃないか」


コードネームHGは自動的に消滅。この頁だけの暗号です。

はてなキーワード>ハルマゲドン
「メギド」はイスラエルの地名。「ハル」は丘。よって「メギドの丘」という意味。
新約聖書「ヨハネの黙示録」16章に「かの三つの霊、王たちをヘブル語にて
ハルマゲドンと称ふる処に集めたり」とあり、終末の象徴として使われることが多い。
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2008年09月15日

台風・植物動物の違い

2008/9/15

「台風・植物動物の違い」         
2004年9月8日、台風18号北海道を襲い、中島公園も開園以来の大被害となりました。

木々は倒れ通行もままならない状態でした。それが、1日たつと、危険防止の処置がとられ、通行も確保されました。

しかし、この時点では大部分の倒木はそのまま放置されていました。例えて言えば、植物の死骸はあちらこちらに、ごろごろ転がっていました。

それに引き換え動物の死骸はどこにも見られないのです。それどころか、倒木で障害の多い鴨々川を避け、あちこちの池を動き回り、倒木と戯れているように見えました。

猫は野性を発揮し、鴨を獲っている場面にも遭いました。こうゆう場合鴨は一斉に鳴きながら同一方向に集団移動します。

一羽が猫にくわえられ、猫は鴨をくわえたまま、日本庭園に向かって走って行きました。

猫は倒木を好み、その上にたむろして、のんびり日向ぼっこしているように見えました。猫は公園の変化を喜んでいるように見えました。

植物が寝たきりなのに動物は強いなと思いました。人も同じです。

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タグ:事件事故
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2008年09月14日

もう機敏でなくていいんだ

2008/9/14

「もう機敏でなくていいんだ」         
ほとんど家事はしないが、朝食の紅茶は私がいれている。 ウチの台所は狭いのでQPに「狭くないですか」と聞くと、キッパリと否定するのでガマンをしている。

しばしば、ぶつかりそうになるが、私がいつもよけているので、QPは狭く感じないのだろう。 私の台所滞在時間は一日10分程度だが、この狭さは気になって仕方がない。

夕べ、勤め先の静内から息子が帰って来た。今朝は3人分の紅茶をいれなければならない。 食器棚を見たがいつも使っている紅茶カップが見当たらない。

「ティーカップはどこですか」 
紅茶をいれる支度をしながら聞いた。
「後ろに入っているわよ」
と、言うので念入りに探したが見当たらない。
「よく見たのですが、ありませんよ」

「どこ、見てんのよ! ここにあるじゃない」 
そこにはコヒーカップがずらりと並んでいた。
「これは全部コーヒーカップですよ」
「そんなメンドウなこと言うから、何でも遅いのよ!」 
「……」
「あんたみたいにノロマだったら、主婦は務まらないね」

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在職中はノロマだから仕事はとてもつらかった。 「私、ノロマです」と言ったら、誰も一緒に働いてくれないから、早いフリをしていた。 

バレていなかったと思う。 私よりもっと鈍そうな人がノロマと非難されていたから、間違いないはずだ。 本当は私の方が鈍いのだが、機敏なフリをしていた。

退職したらマイペースが夢だった。 夢は実現したが、QPにまでノロマと非難される様になってしまった。

しかし、ノロノロやるのはとても楽しい。 同じことをやっても期限がなく、自分が納得が行くまで時間をかけられるのはとても楽しい。 

「もう、早いフリをしなくていいんだ。 機敏なフリをしなくてもいいんだ」と思ったら、とても気分が楽になった。 退職時の、
この印象は一生、忘れることはないだろう。
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2008年09月13日

小さく写っている鵜

2008年9月13日
菖蒲池の中島あたりはは少し秋めいています。左奥に小さく写っているのが鵜、右側手前はオオセグロカモメ。
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9月13日の中島公園

2008/9/13

「9月13日の中島公園」         
9月13日(土)の中島公園です。晴れたり曇ったりの天気でした。紅葉撮影スポット、行事、出来事などをご案内します。

雲がもくもく出ていました。まだ紅葉には間があります。ボートの乗る人も減りました。
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ボートも冬に備えて一部陸揚げされました。
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菖蒲池の中島あたりはは少し秋めいています。左奥に小さく写っているのが鵜、右側手前はオオセグロカモメ。
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10月3〜5日は「中島公園紅葉ライトアップ」です。音楽もあります。 夜の中島公園を楽しんでください。
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八窓庵が3年半ぶりに姿をみせます。復元完了です。
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10月5日〜13日まで公開されます。八窓庵は北海道では極めて珍しい400年前の茶室です。積雪から保護するプレハブ小屋と共に倒壊されたのが復元されました。
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少し秋らしい場所見つけました。南14条橋付近です。
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地下鉄幌平橋駅前広場の花壇もそろそろ終わりですね。
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小さい秋見つけた。奥に見えるのが木下成太郎先生像。
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去年は塩味函館ラーメン。今年は蕎麦です。売店Midori。
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9月28日9時〜12時「中島公園モニュメント研究会」主催で中島公園の野外彫刻を清掃します。どなたでも雑巾持って参加できます。ふるって参加して下さい。当日は「伸び行く子等」の作者小野健寿氏が、この彫刻の説明をしてくれます。
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少し秋色、護国神社社務所横。
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少しだけ秋らしい菖蒲池。小さい秋さがしています。
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自由広場のベンチ、後ろは体育センターです。
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地下鉄中島公園駅にエスカレーターが付きます。来春完成。
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フリマもあります。9/15 9/20 9/28 10/5 10/26
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2008年09月12日

負けるが勝ち

2008/9/12

「負けるが勝ち」         
A氏は私より7歳若い。退職後の二人暮らしに悩んでいる。 

「いい格言がありますね。救われる気分です」
「例えば、どんな?」と、私。
「負けるが勝ち。 引き出しが一つの妻には敵わないのです」
「引き出しが一つ?」

「答えは一つ。それを押し通すのです。意見も説明も聞きません。押し切るだけです」
「ホント? 優しい奥さんじゃあないか。評判もいいよ」
「外面がいいのです。引き出しひとつではフレキシブルな対応ができないから。いつもニコニコしながら、うなづくのです」
「なるほど、外ではニコニコ笑顔で、とりあえずうなずき…」

「家では一つしかない自説を押し通すのです」
「好かったじゃあないか」
「何でですか?」
「その反対を考えてみろ」
「……」
「なっ!」
「やはり、負けるが勝ち! ですね」
「内外丸く治まり、これにて一件落着」
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2008年09月11日

台風一過の中島公園

2008/9/11

「台風一過の中島公園」         
〜台風一過 人は人にて よきそうろう〜
4年前の9月8日、中島公園は未曾有の台風に襲われた。
しかし、人々はあまり気にしていないようだ。 中島公園は相変わらずの都会のオアシス。

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「台風なんて、関係ねいよ。 ここはオレの寝場所。
いつだってそおなんだ。 じゃまするなよ!」

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倒木は子どもたちにとっては、格好な遊び場になっている。

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台風はピクニックの妨げにはならない。今日も楽しく、
倒木の陰で楽しむハイカー。

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デートは中島公園と決めていた。台風一過、二人の世界。
タグ:事件事故
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2008年09月10日

柳で暮らせ

2008/9/10

「柳で暮らせ」  
退職して間もないA氏は私より7歳若い。長年連れ添った奥さんとうまく行ってないらしい。 

私にも経験がある。 今では楽しく暮らしている私としては、いろいろ助言をしてあげたい。先ずは話を聞いてあげること、これが第一歩だ。

「皮肉なことに奴隷の僕は、主人と呼ばれているんですよ」
「いいじゃないですか。主人なんだから」
「二人だけの生活は、主人対奴隷の生活だということが、退職してやっと分かりました」
「と、言うと?」
「リーダーは一人じゃないとダメなのです」
「主人なんでしょ」

「主人になりそこなった私は、奴隷になるしか生きる道はないのです」
「そうですか! 思いつめない方がいいですよ」
「恋の奴隷と言う歌がありましたね。今なら意味が分かりますよ」
「分かるんですか。私には分かりませんが…」

「モテる人は得ですね。 本人が意識している以上に得ですよ。逆にモテない人は一生の損です。毎日が損の積み重ねなんですよ」
「ただの、ひがみじゃないですか。…恋の奴隷?」

「いえいえ、トンデモナイです。ただの奴隷です。ヒラです」
「会社辞めたんだから、ヒラとか上司とか、主人と奴隷とか言うの止めたほうがいいですよ」
「だからと言って諦めてはいません。損して得をとる手があるんですよ。 利口な奴隷が愚かな主人を操ることもできるのです」
「ずいぶんこだわりますね。勝手にしてください」

「柳で暮らせ と、いいますね」
「柳の下で、ホームレス?」
「風に逆らわずに受け流している柳が、強風にも折れないようにですね、堅苦しく考えたり抵抗したりしないで暮らすのがいいと思うのです。肩肘はらず、気楽に行こうと思っているのですよ」
「ムリしないでください。台風で一番よく倒れたのが柳ですよ」

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2004年9月8日台風第18号が中島公園を襲う。
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2008年09月09日

CCをご存知ですか?

2008/9/9

「CCをご存知ですか?」         
いくら聞いても分からないのが「CC(クリエイティブ・コモンズ)」。キーワードは「創造性の共有」だそうです。インターネットとデジタル技術の普及により、誰もが写真、音楽、グラフィック、テキストなどの「利用者」でありながら「提供者」になることができるようになりました。

コピーも編集も簡単ですが、著作権の問題があります。現在のように、全ての著作権を放棄するか全ての権利を保有するかの、二者択一では困ります。アナログ時代とデジタル時代で大きく違うことは、誰もが映画のような高度な作品を家の中で作れるようになったことです。このような状況の中で、開かれたクリエイティブな環境を維持するために提案されている、著作権ルールーが「CCライセンス」です。 

プロ、アマは問わず、お金もメンドウな手続きもなく簡単に、このライセンスを取ることができます。
関係リンクの紹介です。クリックすると表示されます。
クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
クリエイティブ・コモンズ(Wikipedia)
「著作権を全て留保する"All Rights Reserved"と、いわゆる
パブリックドメインである"No Rights Reserved"の中間の
"Some Rights Reserved"が、クリエイティブ・コモンズ・
ライセンスが規定する領域である(Wikipedia)」

実際にCCが使われているページを読むと分かり易いと思います。こちらをクリック→ 市民による写真ギャラリー
フリーペーパーの表紙です。

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CCについて詳しい説明がありますが、品切れです。

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CCについてのイベント案内ですが、13〜15ページは私たちにとっても興味深い対談と思いました。将来のネットのあり方を示唆するものです。 手渡せる人には手渡しています。

ネットからデータを集め、編集した素晴らしい作品が日の目を見ないでいます。もったいないと思います。一方、違法コピーが山ほどあります。著作権法は告訴を必要とする犯罪で、訴えられなければ犯罪にはならないそうです。場合によっては違法コピーが無料の宣伝になり「被害者」に利益をもたらすこともあります。

古い著作権法が新し技術環境に追いついて行けないような気がします。ですから、末端では本来問題にならないようなことが重大問題視されていることがあります。一方、問題視すべきことが放置されています。つまり、混乱しているのです。身近に著作権法について説明できる人がいないのに、気にする人は沢山います。 

やはり、オール・オア・ナッシングではまずいです。CCの目指す「Some Rights Reserved」は必要とおもいます。日本にCCが導入されたのは比較的早いのですが、2年前に導入した韓国はCCライセンスのついたコンテンツ量が日本より圧倒的に多いのです。インターネット利用については、いつも日本は韓国に先を越されますが、なぜでしょうね。考え方が素晴らしいと思い、知識のないことに口を出してしまいました。 
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