2008年07月12日

1時間に3回笑わす英語

2008/7/12

「1時間に3回笑わす英語」         
来年からは燃えるゴミも有料だ。本を整理していたら「やさしい英会話」教室の教科書が出てきた。いろいろなことを思い出した。 もう止めてから2年以上たったのだ。

家の中に「人に接しないとボケる。」とやかましく言う人がいるので、気楽で金のかからない老人福祉センターに行った。

最初は「パソコン教室」だったが、易しすぎて眠い。次は「ヨガ」、身体がバラバラになって壊れるかと思いやめた。ようやく「英会話」に落ち着いたのが2002年4月のことだった。

高齢の先生が「この教室の目的は一に健康、二に楽しみ、三に英会話です。1時間に3回は笑わせます。」と教育方針を宣言した。

「青い山脈」に先生独自の英語の歌詞をつけてクリスマスパーテーの舞台で歌わされるのが少しつらい。まだ、見栄も羞恥心も残っていた。

百円ショップで買った蝶ネクタイも付けるのだが、次のような経過で民主的に決まったのだから守らなければならない。

「女性の服装は上は白のブラウス、スカートは黒にしませんか」と、誰かが言った。
「男性は蝶ネクタイをしましょう」。 お調子者が言った。

「蝶ネクタイ持っていません」と、私は精一杯の抵抗。
「百均で売っているから、私がまとめて買ってきてあげましょう」。 お節介も、ここまで来ると止めようがない。

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英語劇「サウンド・オブ・ミュージック」を演じたグループがいた。幕が下りると出演者一同抱き合って泣いた。見ている人たちはしらけていた。 

同じシニア仲間なのに少し冷たいのではないか。一緒に泣くわけには行かないが盛大な拍手でもすればいいのにと思った。

しかし、先頭にたって拍手する気にはなれなかった。 だれかが拍手すればするのだが。 みんな同じかな。 いろいろ思い出して、こんなことまで…。
posted by nakapa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記