2008年07月06日

故郷の雰囲気を札幌で

2008/7/6

「故郷の雰囲気を札幌で」  
幼少のころ渋谷で育ったので、故郷のように思うときがあります。 しかし、そのころの渋谷は、もうそこにはありません。 

東京オリンピック以後の変化は凄まじく、久しぶりに渋谷に帰ったら迷子になってしまいました。当時の渋谷に似た所を札幌で見つけました。市電もあるし、あばら家も路地もあります。

札幌の市電は地下鉄に変わり残ったのは古い町を走る一路線のみです。 電停「行啓通」は家から徒歩2分です。 

この距離は昔、東京に住んでいたころの、家から都電「青山車庫前」電停までと同じです。電車通に「ほねつぎ」があるところまで同じなので、懐かしく感じ、この町に住むことにしました。

電車通と行啓通は、いずれも昔栄えた商店街です。今では閉店した店と空き地が目立つ寂れた町になってしまいました。

これもまた、終戦直後の破壊された空き地の目立つ渋谷の外れと、雰囲気がとてもよく似ていて気に入ってしまいました。 私としては失われた故郷を北の大地で見つけた気分です。

写真は電車通です。奥に見えるビルが高層マンションで左側の白い建物が「ほねつぎ」で、右側が市電の電停です。

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下の写真が「行啓通」です。この日はお祭で歩行者天国になっています。これが精一杯の賑わいです。

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posted by nakapa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記