2008/5/19
5月17日土曜日の中島公園である。 ボートの浮かぶ池は絵になると思う。 このボートに一度乗りたいと思っているが、まだ果たせないでいる。

ボートに関してはつらい思い出がある。 忘れようとしても忘れられるものではない。 あれからもう半世紀にもなるのだ。
団体旅行で広島に行ったとき、川で営業している貸ボートに3人で乗った。 こぐのは一人だ。 しばらくすると交代してくれというので、こぎ手交代となった。
ボートは狭いので立ち上がらないと交代できない。今考えるとはうようにして交代してもよかったのだが、立ち上がってしまった。
そのときはボートにゆっくりと水が入ってくる感じだった。まるで映画のスローモーションのようだった。気が付くと水の中にいた。
立ち泳ぎしながらボートを探すと、大事な身分証明書の入った定期入れが浮かんでいる。川の流れが早いのでどんどん離れていく。
これは大変だと思って、泳いで定期入れを追いかけた。そうしたら「泳いでいる。泳いでいる」という人声が聞こえた。 見上げると橋の上が人でいっぱいだ。
ようやく定期入れに追いついた。ひとまずホッとしたが、このまま泳いで帰るにはボート乗場は遠いし、難破船の船長じゃあないけれどボートを放棄して帰るのは忍びなかった。
橋げたに乗って考えていると、ボート屋のおばさんがボートをこいで救助に来た。
「ボートの上で立っちゃあダメじゃない」。と先ず一喝。
「すみません」
「何でこんなとこまで泳いで遊んでいるのよ」
以上、広島弁だが忘れてしまった。
「魚屋の おっさんに しかられた! ギョッ」
こんな歌がはやったのは、後のことだが、思い出してまねてみた。 ボート屋の おばさんに しかられた! ボ〜ッ。
確か春先だったと思う。すごく寒かった。着たきりすずめは脱ぐことができない。風に吹かれて寒さに震えたことを覚えている。 帯広の零下30℃よりもっと寒く感じた。

ボートに関してはつらい思い出がある。 忘れようとしても忘れられるものではない。 あれからもう半世紀にもなるのだ。
団体旅行で広島に行ったとき、川で営業している貸ボートに3人で乗った。 こぐのは一人だ。 しばらくすると交代してくれというので、こぎ手交代となった。
ボートは狭いので立ち上がらないと交代できない。今考えるとはうようにして交代してもよかったのだが、立ち上がってしまった。
そのときはボートにゆっくりと水が入ってくる感じだった。まるで映画のスローモーションのようだった。気が付くと水の中にいた。
立ち泳ぎしながらボートを探すと、大事な身分証明書の入った定期入れが浮かんでいる。川の流れが早いのでどんどん離れていく。
これは大変だと思って、泳いで定期入れを追いかけた。そうしたら「泳いでいる。泳いでいる」という人声が聞こえた。 見上げると橋の上が人でいっぱいだ。
ようやく定期入れに追いついた。ひとまずホッとしたが、このまま泳いで帰るにはボート乗場は遠いし、難破船の船長じゃあないけれどボートを放棄して帰るのは忍びなかった。
橋げたに乗って考えていると、ボート屋のおばさんがボートをこいで救助に来た。
「ボートの上で立っちゃあダメじゃない」。と先ず一喝。
「すみません」
「何でこんなとこまで泳いで遊んでいるのよ」
以上、広島弁だが忘れてしまった。
「魚屋の おっさんに しかられた! ギョッ」
こんな歌がはやったのは、後のことだが、思い出してまねてみた。 ボート屋の おばさんに しかられた! ボ〜ッ。
確か春先だったと思う。すごく寒かった。着たきりすずめは脱ぐことができない。風に吹かれて寒さに震えたことを覚えている。 帯広の零下30℃よりもっと寒く感じた。
タグ:事件事故