2008/5/9
今朝の新聞によると、国会議事堂内で自衛官の自殺未遂騒ぎがあったそうだ。20歳の制服姿の陸士長が短刀を使い腹を数回刺したが軽傷だったそうだ。「武士の情けだ、死なせてくれ」と口走ったという。軽傷でも腹を刺したら痛いだろう、何回も刺して、挙句の果てにこのセリフ。立派なものだと感心した。
私だったら、死のうとしたことなどスッカリ忘れて「痛い痛いよ〜。助けてくれ〜」とか言うだろう。と思うには理由がある。もし、自分が病気で寝たきりになったら、どうしよう。毎日が苦しいだけだったら、どうしよう。ちょっと想像しただけで足がすくんできた。ソファーに座っていながらである。苦しくも、痛くもない方法をいろいろ考えていたら、高層ビルから飛び降りる自分の姿が見えてきたのだ。

在職中は老後のことが心配で、出来るだけ無駄遣いはしないで貯金をしたが、いつの間にか老後になってしまった。もう貯金をする必要がない。貯金するほどの収入もないが……。病気に備えるといっても、あらゆる病気に備えることなどできない。こんなことをくどくど言っていたら、Aさんが明快な答えを出してくれた。
「病気になったら、いくら必要なの。1000万、1億。いくら貯めたって最後は全部、医者に取られちゃうよ」
確かに命は惜しいから、治るかも知れないと思ったら使ってしまうと思う。最後は全財産を医者に差し出すことになるだろう。いつも、ノンビリ楽しく暮らしているが、たまにはこんなことも考える。
私だったら、死のうとしたことなどスッカリ忘れて「痛い痛いよ〜。助けてくれ〜」とか言うだろう。と思うには理由がある。もし、自分が病気で寝たきりになったら、どうしよう。毎日が苦しいだけだったら、どうしよう。ちょっと想像しただけで足がすくんできた。ソファーに座っていながらである。苦しくも、痛くもない方法をいろいろ考えていたら、高層ビルから飛び降りる自分の姿が見えてきたのだ。

在職中は老後のことが心配で、出来るだけ無駄遣いはしないで貯金をしたが、いつの間にか老後になってしまった。もう貯金をする必要がない。貯金するほどの収入もないが……。病気に備えるといっても、あらゆる病気に備えることなどできない。こんなことをくどくど言っていたら、Aさんが明快な答えを出してくれた。
「病気になったら、いくら必要なの。1000万、1億。いくら貯めたって最後は全部、医者に取られちゃうよ」
確かに命は惜しいから、治るかも知れないと思ったら使ってしまうと思う。最後は全財産を医者に差し出すことになるだろう。いつも、ノンビリ楽しく暮らしているが、たまにはこんなことも考える。