2008年04月08日

夢と現実のギャップ

2008/4/8

「夢と現実のギャップ」       
ある人のお陰で「男はつらいよ」のDVD12巻を一挙に観る
機会に恵まれました。大変嬉しく思います。

「男のエッセイ」と題する雑文を書いていますが、
「男はつらいよ」を意識してのことです。好きだから、
自然にそうなってしまいます。

どこがというと、やはり「寅さん」のことが一番です。
彼のように愛想よく話上手ではない。積極的でもなく、
乱暴でもありません。しかし、性格は同じような気がします。

どこが一番よく似ているかというと、
寅さんと同じような空想癖があることです。

冒頭のシーンで寅さんの夢の場面がありますね。
あれこそ寅さんの空想の賜物です。そこに出てくる寅さんは
強くて格好よくて、女に持てる、正義と人情の人ですよ。

現実の寅さんは、弱い三枚目、女には48回(全48巻)
振られ、自分勝手で思い込みの激しい性格。
まったく私と瓜二つです。

寅さんと違って結婚はしましたが、家の中では
「振られ状態」。内か外かの違いだけで、
同じようなものです。

寅さんは葛飾柴又でだんご屋を営む
「おいちゃん、おばちゃん」の家に帰ると、わがまま、
やり放題ではないですか。
QPはおばちゃんほど甘くはないし、
おいちゃんほど丸くもないのです。

あまり褒めるところのない寅さんですが、
ひとつだけ良い点があります。
それは、振られても絶対に恨まず、その人の前から静かに、
しかも何事もなかったフリをして去って行くこと。
ここが一番好きです。

見栄を張るなら、このような場面で張らなければいけません。
ショックを受けて動揺していても、一生懸命隠して
「幸せになれよ」のひと言を残し、去って行くのです。

寅さんファンとしては、それだけじゃないのですよ。
別れた後に、旅先で偶然会ったりすると「よう元気か!」
とか気軽に声をかけて、何事もなかったように仲良く
できることです。

極めつけは、これです。ここまではほんの前置き。
この先が本音です。耳クソほじくって聴いて下さい! 
「こんな寅さんでも日本一の人気者」です。
ありがとうございます。

夢と現実のギャップは空想で埋めます。
嬉しくて切なくて複雑な心境を
ご理解頂けたでしょうか?

中島公園花情報4月8日画像なし
<クロッカス>
幌平橋駅前広場 3分咲き。中島公園内で一番大きい。 
キタラ前、広場東側、木の周りに少しだけ7分咲き(新発見)、
他は余り咲いていない。
 
豊平館近くの公園橋にかかる鴨々川を渡り、
直近の入口南側

トイレ横、ほんの少しだけ咲いている。
芽はいっぱい出ている。

<ツツジ>
蕾、豊平館の東、日本庭園側の蕾のほんの一部がが、
少しだけ開きかけている。

<桜>
まだ、蕾。 気象庁による開花予想は4月29日だが、
エゾヤマザクラはいくらか早く咲くことがある。
posted by nakapa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記