2008年03月14日

鉄のトライアングル前編

2008/3/14

「鉄のトライアングル前編」         
〜あまり聞かれなくなった「鉄のトライアングル」〜

「鉄のトライアングル」という言葉は、もはや死語なのだろうか? 最近さっぱり聞こえて来ない。 もちろんトライアングルがズタズタに切られたわけでもない。

中国製冷凍ギョーザ中毒事件は、いまだに解決していない。 しかし、これは表面に現れた問題。 背景にある食料自給率低下の方が、更に深刻である。 

世界的食料不足が問題になっている中で、日本の食糧自給率は先進国中最低で40%を切っている。ちなみにフランスは130%、自給率が問題となっているイギリスでさえ70%以上はある。

誤解を恐れずに言えば、中国のことは中国政府に任せておけばいい。 日本の食料自給率が上がれば中国の輸出量も自然に減る。 中国当局としては無責任な対応を非難されるより、輸出の減少という現実問題の方が打撃が大きいと思うのだが、どうだろうか?

食料の地産地消は、温暖化が懸念されている中で、極めて重要な課題である。 輸送距離が大幅に短縮されるので、二酸化炭素の排出減になる。 顔の見える生産者だから安全性も高まる。まさに一石二鳥である。

もう一つの問題は世界的食糧不足の中での食料の大量廃棄である。日常的に行われている日切れ食品等の廃棄。 豊作に起因する「需給調整」による新鮮な野菜等の大量廃棄である。

いろいろ矛盾した出来事だが、ほんの一部の人たちに大きなな利権をもたらしている。「鉄のトライアングル」と呼ばれる、政官財の癒着構造の中で莫大な利益をむさぼる人たち……。

鉄のトライアングルとは日本の政策形成過程における政官財の関係構造を示す言葉。族議員に代表されるような政治家が官僚を通じて法律案の内容をコントロールし、官僚は財界に影響力を行使し、財界は票を通じて政治家を動かすという構造(ウイキペディア)。

〜鉄のトライアングル前編 終わり〜      --明日に続く--
posted by nakapa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記