2008年01月17日

オシドリは鴨と共存

2008/1/17

「オシドリは鴨と共存」       
冬は鴨の観察にはもってこいのシーズン
冬になると菖蒲池が凍結し、池のカモは中島公園内を流れる鴨々川に引っ越す。冬は鴨の結婚シーズンだし、川は池に比べて狭いので鴨(マガモ)の観察にはもってこいだ。

しかし、鴨の区別が出来ないので個々の行動は分らない
おまけに鴨が群れているのは、ほとんど橋の近くだ。これは橋の上からエサをやる人が多いせいだと思う。個々の鴨を区別できないので、普通は鴨を群れとして見ている。

オシドリは1羽、綺麗なので、どこで何をしているか分る
一昨年の暮れオシドリが一羽きた。私はこのオシドリをオッシーと名づけ可愛がった。オッシーの家は高級マンション(もちろん人様が住んでいる)の裏を流れる鴨々川にあった。

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オシドリは、ほぼ一定の場所で行動することが分った
キタラ(札幌コンサートホール)近くの風光明媚、環境抜群のところである。中州第1号橋から見ると鴨々川右岸の、少し窪んだ所にオッシーが居をかまえていた。

オッシーはときどき家を留守にするが、しばらくするとここに戻る。たまに首を水の中に突っ込んでエサを採っているような姿を見せるが、ほとんど人のエサに頼っているように見える。誤解でしたらごめんなさい。私が見て感じたままを書いている。

オシドリは環境の変化にも鴨の群れと一緒に対応
オッシーの家(ただの川の窪みです)が氷に閉ざされてしまったとき、これでお別れかなと思ったが、凍結していない南14条橋の方に鴨の群れと一緒に避難していることが分りホッとした。

そして、氷が融けると元の場所に帰り、鴨の群れと一緒に暮らしていた。最初は遠慮気味に見えたが、3ヶ月もたつと小さな身体で鴨を突っついて追っかけたりして楽しんで、暮らしているように見えた。

鴨はいじめも、お節介もしない、粛々とオシドリと共存
オッシー自身は自分の姿は見えないので鴨と思っているかもしれないが、鴨はあの派手な玩具の鳥のようなオッシーをどう思っているのか不思議だ。見た感じでは無関心。可愛いカモちゃんだが、案外大人かも知れない。
タグ:オシドリ
posted by nakapa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物