2008年01月22日

パソコン歴って何?

2008/1/22

「パソコン歴って何?」  
よくパソコン歴を聞かれることがあるが、正直に答えると、凄く勘違いをされることになる。「パソコンのことは何でも分るパソコンの大ベテランだ。」と言う風にだ。なにしろ、パソコン暦28年だから。
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実際はパソコンのことはほとんど何も分らない。しかし、28年パソコンと共に暮らしてきたことは事実である。仕事で使うときは係りの者がパソコンの面倒をみてくれて、私は定型的な業務をするだけですむ。パソコンの調子が悪くなれば、その人に知らせればよい。

家では趣味のパソコンだから、好きなことしかやらない。困ったことに好きなことは、次々と出てくるので、やることも次々と変わる。それにパソコンはハードもソフトもどんどん進化する。 昔の知識は役に立たないし、今までパソコンで出来なかったことが、次々と出来るようになる。その度に古い知識は捨てて新しいことを勉強しなければならない。

28年もこんなことをやっていれば、たとえパソコンが好きでもパソコンの勉強は嫌いになる。それなのに長年やっているので、ちょっと勉強すれば出来る筈だとの意識だけは残っている。何の役にも立たない古い知識が禍してパソコン界の変化に気がつかない場合さえあるのだ。

ローソク作り28年とは訳が違う。いまだにパソコンのことは何も分らない。製品が新しくなった分、始めたばかりの人より知識も技術もないのが現実だ。初心者並の知識を持ちたければ、初心者と同じように勉強しなければならない。しかし、28年もやっていると、パソコンに飽きて、勉強する気にもならない。

パソコン歴聞かれたら何と答えたら良いのだろうか? 困っている。「パソコンは長いことやっているのですが、知識や技術はないのですよ」と正直に答えると、「何と奥ゆかしい人なんだろう」と感心されてしまうことさえある。仕方がないので嘘も方便、1年から3年の間で、適当に答えている。
タグ:PC問題
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2008年01月21日

怖い記者--後編--

2008/1/21

「怖い記者--後編--」       
前編は、ある事故の取材の為「怖い記者」から夜中に電話がかかって来た話です。私はその事故について何も知らないので答えようがなかったのです。

新聞記者は横柄な言い方で「隠すな、嘘つくな」
こちらは丁寧に「分かりません」
何回か繰り返すと、記者は質問を変えてきました。

「一体、誰なら知っているのだ」
「私の上司です」
「電話しろ」
「就寝中と思います。夜中ですから」
「いいから、起こせ!」

あまり、執拗なので私も不安になって来ました。 私の知らない重大な事実があるかも知れません。現場にはテレビもラジオもないのです。勤務に就いた17時以降のことは何も知りません。

余程のことでなければ、大新聞の記者ともあろう者がここまで言うとは思えない。これは上司の耳に入れた方がいいと思いました。 幸い上司は起きていました。 
「その件は私から電話する」と言って一件落着しました。

ところが、本当に腹が立ったのはその後です。散々「隠すな」「嘘つき」とわめいていたのに、その後は何の連絡もないのです。事実が分かったのだから、「誤解していました」とか、ひと言あって当たり前でしょう。嘘も隠しもしてないことが分かったのですから。30分…1時間…、たっても何の連絡もありません。 たまりかねて、こちらから電話しました。

「先ほどの件ですが、どういうことでしたか?」
「あの件は、説明を聞いて納得しました」
「私は嘘もついていないし、隠し立てもしていません。事実を知りたいのですが」
「事実なら貴方の上司に聞いて下さい」
「夜中の2時ですから、就寝中です」
「明日聞けば、いいでしょう。私、仕事中ですから」

記者の立場も分からない訳ではありません。誠実で礼儀正しいばかりでは、仕事にならない場合もあるでしょう。私に電話する前に、いろいろ たらい回しをされて怒りが頂点に達していたかも知れません。運が悪いのか要領が悪いのか分かりませんが、私は間の悪いときに電話を取ることがたびたびありました。これもその一つかも知れません。

NHK記者の「特ダネ盗み見不正の株取引疑惑」から、嘘も隠し事も許さない。但し、自分の間違いだけには寛容な「正義の味方新聞記者」を思い出してしまいました。早いもので、あれからもう10年。 当時と今とを比べて大きく変わったのがインターネット環境です。私もブログと言う情報発信の手段を得ました。とても嬉しく思っています。
タグ:事件事故
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2008年01月20日

怖い記者--前編--

2008/1/20

「怖い記者--前編--」       
NHK記者等による株の不正取引は勤務中特ダネを盗み見て株を売買、利鞘を稼ぐと言う悪質極まりないものでした。これが日頃、不正を追求すると大言壮語する報道人の実態と思うと暗澹たる思いにかられます。

私自身在職中に新聞記者に不正をする者として「嘘つきよばわり」されたことがあります。 それで、よけい腹が立つのかも知れません。 NHKではなく、誰もが知っている大新聞の記者です。

当時のことはハッキリ覚えていますが、仕事上のことなので、具体的なことは書けません。 抽象的で読みにくいとは思いますが、我慢して読んで頂ければ有難いとおもいます。

職場は200人規模の現場機関でしたが、広報担当は所属長の次級者でした。 

腹立たしい新聞記者とのやり取りがあったのは夜中の12時頃のこと。夜勤者は50人くらいでしたが、管理職は私一人なので、私が対応することになりました。

「新聞社から取材の電話」と言われ少し緊張しました。質問に答えたことがそのまま新聞に載ることがあるからです。 電話を取ってみると、質問内容は午前中に起きた事故のことでした。

「午前中の出来事なので、日勤者がが対応しました。 夜勤の私達には引継ぎがないので、事故については完結している筈です。 そうでない場合は、夜勤者が引き継ぐことになっています。 その件は引き継いでおりません」

実際は長い長いやり取りでしたが、これが要約です。 更に、簡単に言えば「何も聞いていないので、何も知りません」と言うことです。 

それに対する記者の言葉は「嘘つくな!」でした。 私に電話が回ってくる以前に、どんなやり取りがあったか知りませんが、これが日本を代表する新聞社の記者の言うことかと呆れてしまいました。

「嘘はついていません。引継ぎがないから知らないのです」
と静かに答えると、
「そんな筈はない。分かっているくせに、なぜ隠す」と来ました。

根拠もなしに、よくそんなこと言えるものだと呆れてしまいました。多分、何も知らないから、脅かしてでも何かを掴もうとしたのでしょう。 こんな取材方法が許されると思っていたら大間違いです。

現場の習慣では処理が完結した事故について日勤者から夜勤者への引継ぎはないのが普通です。 

日勤者から事務室管理者への報告はあります。 私達現場の者は事務室がまとめた文書を後になって読んで、事故の全貌を知ることになるのです。 

記者がそのような事情を知らないのは、よしとしても、人を脅かし威圧して情報を無理やり取ろうとする傲慢な態度に疑問を感じました。そんなやり方で正しい情報が取れると思っているのでしょうか? (後編に続く)
タグ:事件事故
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2008年01月19日

ゆきあかりin中島公園

2008/1/19

「ゆきあかりin中島公園」           
 「冬の中島公園が、今年は特に楽しくなりそうですね」
「雪まつりに合わせて『ゆきあかりin中島公園』をやるそうだが、お客さん来るんかいな?」
「1000個以上のキャンドルが温かい光を放ち、中島公園が幻想的な世界に変わるのです」

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(去年の画像。今年は格段に美しく、大規模になります)

「しかし、寒いぞ」
「ホットワインが飲める『スノーバー』もありますよ」
「子供たちはどうするんだ」
「日中なら雪のイグルーつくり体験やミニ滑り台はいかがでしょうか」

「寒いのに外ばかりじゃね〜」
「大丈夫ですよ。豊平館では無料ジャズライブもやっています」
「いろいろやってる様だが、目玉はなんだい」

「菖蒲池の東側に設置される2種類13基のイルミネーションでしょうか?」
(点灯時間は1月25日から2月11日までの日没から午後9時まで。但し、1月28日から31日までを除く)

「ほ〜ぉ。大したもんだな」
「大通公園の『さっぽろホワイトイルミネーション』を中島公園に移動させるのです」
「なんだ。借り物か」

「背景が美しい中島公園の冬景色になると、一段と映えてきますよ。楽しみですね」
「いろいろあって分からなくなってしまったな」
「関連情報はいろいろあります」
「まわりくどい説明だったな」
「工夫して分かり易く表現したつもりですが」
「そうかい。面倒かけたな」
「いいんです、趣味ですから」
「それなら……。 一人でコッソリ書け!」
「一応、情報発信のつもりですが…」
タグ:ゆきあかり
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2008年01月18日

テレビ報道に協力

2008/1/18

「テレビ報道に協力」         

台風18号で北海道中、大被害があったときのことである。風が治まると直ぐに近所の中島公園に被害状況の写真を撮りに行き、直ぐにホームページに載せた。 それがテレビ局の目に留まり、取材の申し入れがあった。

担当記者に、「今なお台風18号の爪痕を残しているところはないか?」とたずねられ、迷うことなく地下鉄幌平橋駅前のポプラ並木と答えた。念のため、他に傷跡を残している所はないかと公園中、探しまわったが、やはり特別に目立つ所はない。被害を受けた場所は沢山あるが、いったん片付けてしまうと、それが新しい景色になる。被害の程度は以前の風景と比べて見ないと分らないのである。

数日後、中継車が来て、記者、技術スタッフと一緒に現場の下見をした。私は撮影場所である幌平橋駅あたりを記者と当日の打ち合わせをしながら、見て歩るいた。中継車と報道スタッフを見て、これはエライ大掛かりだなと緊張し、少し心配になって来た。

技術スタッフがいろいろ調べていたが、結論を言うと、「中継車が駐車する場所からは電波がとどかない」と聞かされ、この企画は中止だなと思った。何か肩の荷が降りた様な気がしながら撮影予定現場を後にした。大きな中継車を報道の為とはいえ、道路に駐車させるわけには行かないのだ。

翌日、記者から豊平館前を検討したいとの電話があったので、「台風被害の傷跡は雪などに覆われて、よく見えないと思う。」と答えたが、記者はとにかく現場に行って調べてみると言った。豊平館前の駐車場に中継車を置けるというのが撮影場所変更の理由である。彼はあくまでも中継車による放送にこだわっていた。それを入れるか入れないかで報道の格が違うのだろうか。

豊平館前では適当な被写体がないと思っていたので、これでこの話はお仕舞いと思っていた。しかし、数日たつと「29日のニュース番組に出演して欲しい。撮影場所は幌平橋駅前」との連絡があった。後で考えると規模を縮小してやることになったようだ。現場に中継車は来ていなかった。

残念な気持ちも少しはあったが、ホッとした気分の方が強かった。元々今回の予定は都心の台風被害というテーマで、道庁と中島公園をやる予定と聞いていた。道庁の方は中止になり、替わりにヘリコプターで空からの北大ポプラ並木放映になっていた。中島公園の方は短時間になりはしたが、予定通り幌平橋駅前で中継することになった。

別の取材で来ていた新聞記者が「中継車が来るとは豪勢な番組だな」と言っていたが、そのときは意味がよく分からなかった。しかし、来なくなった代わりに、ヘリコプターを飛ばしているのを見て、改めて年末特番は豪華だなと思った。中継方法に変更があった為、いろいろ勉強になった初めてのテレビ放送協力だった。

アナウンサーが持っているパネル写真が倒壊前のポプラ並木。背景は倒壊して見る影もないポプラ並木跡。
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下の写真はパネル写真を拡大したもの。この2枚はほぼ同じ場所で撮影。
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(この写真を含め4枚の写真が北海道中に放映されました。過去の話ですが、ブログでは初投稿なのでご容赦下さい)
タグ:広報活動
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2008年01月17日

オシドリは鴨と共存

2008/1/17

「オシドリは鴨と共存」       
冬は鴨の観察にはもってこいのシーズン
冬になると菖蒲池が凍結し、池のカモは中島公園内を流れる鴨々川に引っ越す。冬は鴨の結婚シーズンだし、川は池に比べて狭いので鴨(マガモ)の観察にはもってこいだ。

しかし、鴨の区別が出来ないので個々の行動は分らない
おまけに鴨が群れているのは、ほとんど橋の近くだ。これは橋の上からエサをやる人が多いせいだと思う。個々の鴨を区別できないので、普通は鴨を群れとして見ている。

オシドリは1羽、綺麗なので、どこで何をしているか分る
一昨年の暮れオシドリが一羽きた。私はこのオシドリをオッシーと名づけ可愛がった。オッシーの家は高級マンション(もちろん人様が住んでいる)の裏を流れる鴨々川にあった。

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オシドリは、ほぼ一定の場所で行動することが分った
キタラ(札幌コンサートホール)近くの風光明媚、環境抜群のところである。中州第1号橋から見ると鴨々川右岸の、少し窪んだ所にオッシーが居をかまえていた。

オッシーはときどき家を留守にするが、しばらくするとここに戻る。たまに首を水の中に突っ込んでエサを採っているような姿を見せるが、ほとんど人のエサに頼っているように見える。誤解でしたらごめんなさい。私が見て感じたままを書いている。

オシドリは環境の変化にも鴨の群れと一緒に対応
オッシーの家(ただの川の窪みです)が氷に閉ざされてしまったとき、これでお別れかなと思ったが、凍結していない南14条橋の方に鴨の群れと一緒に避難していることが分りホッとした。

そして、氷が融けると元の場所に帰り、鴨の群れと一緒に暮らしていた。最初は遠慮気味に見えたが、3ヶ月もたつと小さな身体で鴨を突っついて追っかけたりして楽しんで、暮らしているように見えた。

鴨はいじめも、お節介もしない、粛々とオシドリと共存
オッシー自身は自分の姿は見えないので鴨と思っているかもしれないが、鴨はあの派手な玩具の鳥のようなオッシーをどう思っているのか不思議だ。見た感じでは無関心。可愛いカモちゃんだが、案外大人かも知れない。
タグ:オシドリ
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2008年01月16日

私は幸せです

2008/1/16

「私は幸せです」  
ブログ初めて毎日投稿していたのに、ついに発熱してダウンしました。毎日書いていたので、15日だけないのは心残りなので、今日書きました。熱が少し下がったものですから。

しかし、アチコチ連絡が大変だったけれど、自由の身の有難さをつくづく感じています。治るまで、落ち着いて静養できるのです。働いていたときは、39度あったときも熱さましを飲んで仕事に行きました。バスの運転手が風邪薬のみながら、事故をおこしました。やってはいけない事ですが、気持は分かります。

それに比べて私は幸せです。アチコチ行かれませんとメールを出せばすむのですから。 
しかし、皆様ご迷惑おかけして申し訳ありません。
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2008年01月15日

発熱予報できました

2008/1/15

「発熱予報できました」  
「私きょしょうなんです」
「巨匠??」

「いいえ、虚しい字の虚症です」
「そう言えば漢方では虚症、実症、中庸とか言いますね」

「私は虚症だから、体調に関するセンサーが鋭敏なのです」
「ほ〜ぉ」

「熱が出る前に1時間後に熱が出ること分かるのですよ」
「本当ですか」
「だいたい17時に、これから熱が出そうだからと思って、体温計ったら36.5度の平熱です。1時間後は38度になっていましたよ」

「発熱予報が出来るのですね」
「そうなんです。事前に分かるので、最悪の事態が避けられるのです」

「いいですね。長生きできますよ」
「その代わり、普段は怠け者と思われます。疲れもすぐ感じますから」
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2008年01月14日

八窓庵を守るには

2008/1/14

「八窓庵を守るには」         
前にも触れたが、早ければ今年の秋「八窓庵」は復元される予定だ。八窓庵を倒壊から守るには、どうしたらよいか整理して再考してみたい。

札幌では極めて珍しい江戸初期の建物
2005年3月21日、中島公園内にある国指定重要文化財の茶室「八窓庵」がほぼ全壊した。札幌では極めて珍しい江戸初期の建物である。

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1933年、滋賀県(江州)から札幌市内へ、更に中島公園日本庭園内に移築(1971年)された。

日本庭園の奥にあり、外からは見えにくい
八窓庵は日本庭園の奥にあり、冬になると日本庭園は閉鎖され立入禁止になる。八窓庵はプレハブで囲まれ、厳しい冬の気象から保護されている。

一般の人は閉鎖された日本庭園のプレハブの中にある八窓庵については、全くわからない状態にある。

見回りをしていれば、雪下ろしが必要か分るはず
4月1日北海道新聞に「・・・状況がどんなのかは見回りをしていれば、雪下ろしが必要かどうか分ったでしょうに。何とも無責任な話です」と公園管理を非難すると思われる投書があった。

日本庭園の冬期閉鎖を止めればいい
考えてみれば、もっと良い方法がある。日本庭園の冬期閉鎖を止めればいい。八窓庵だけ立入禁止にすれば充分だ。

八窓庵はプレハブの中で保護し、プレハブの監視は園内を散歩する人がやれば良いと思う。

閉鎖を止めて自由に入れるようにすれば、人々の目が監視の役目を果たすことになるだろう。

中島公園を寒い冬でも散歩する人は、普通の通行人とは違い、公園の様子を注意深く観察している。中に重要文化財が入っていることを知っているのだから、積雪の重みによるプレハブの変化を見逃すはずはない。

早期発見、早期対応、人の目に触れることが大切
日本庭園内に人を入れれば、悪戯される心配もあるとは思うが、悪戯したい人は閉鎖中でも、雪まみれになるのが嫌でなければ簡単に入いることができる。

又、開放していても雪まみれになるのが嫌な普通の人は、除雪された園路以外を歩くことは滅多にない。

冬期間も日本庭園を開放することにより、多くの人の目に触れるようにすれば、閉鎖して人の目をさえぎった場合と比べ、安全性は向上すると思う。

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2008年01月13日

有難い情報提供者(ムクドリの巣)

2008/1/13

「有難い情報提供者」         
一人でも多くの方に中島公園に興味を持って欲しいと思い、ホームページやブログにいろいろ書いている。当初は自分の足だけで情報を集めていたが、ホームページを開設してしばらくたつと情報を伝えてくれる人が徐々に増えてきた。komadoriさんよりムクドリの巣立情報をメールで頂いた。

「今朝(3日)中島公園を9時ごろ散歩をしてましたらムクドリの巣立ちを見ました。ムクドリの両親がパンのえさを運んでいきます。まもなくすると、なかから数羽の子供が巣立って出てきました。まだ中にいるようです。翌日もいるかどうかは分かりませんが、もしよかったら見てください。4日から1泊で鳥仲間と富良野の東大演習林へ探鳥会に行ってきます。

大きな木の洞が巣です。絵を添付してみました。
♪♪〜komadori 」
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ムクドリの巣を見つけるなり、スラスラスラとノートパソコンとペイント(ソフト)で描いてしまうのですから凄い。私には神業に思える。翌日さっそく巣を見に行き、洞の中のヒナを観察することができた。絵で見ると分るように中島まで多少距離があるので、はっきりした写真は撮れなかったが、これでもヒナ2羽を確認できると思う。

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ところで、komadoriさんにはオシドリのことでもお世話になったことがある。ある年の春頃のことだが、ラジオで中島公園の話をする機会があったが、その中で突然「あのオシドリはどうなりましたか?」と聞かれてしまった。

あのオシドリとは、たった1羽で越冬した鴨々川付近の雄のオシドリのことである。komadoriさんは「イケ面・オシドリ」と言うが、私にはオモチャの鳥の様に見える。
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「オシドリは高い木の洞に巣をつくります。今頃は山に帰っているかもしれません。」と、したり顔で答えたが、実はこれ少し前にkomadoriさんから聞いたばかりの話だ。司会者が感心して肯くのをみて、気が咎め「人から聞いた話ですが」と付け加えた。

「komadoriさん、ムクドリの巣情報、オシドリ情報有り難うございました。クマゲラ情報も面白かったですが、残念ながら中島公園には来ません」心の中で言ってみた。

ブログは最近始めたが、ウェブサイト「中島パフェ」を開設して5年たとうとしている。最初は自分の足だけで、情報を集めたが、1年くらいすると散歩している人が「あそこに鴨の巣がある」とか「オシドリの母子がきている」とか教えてくれるようになった。 

自分で探すより、人に聞いた方が能率がよいことが分かったので、最近はこちらから聞くようにしている。公園を散歩している人なら、たいがいこころよく教えてくれるから有難い。しかし、失敗することもある。 沢山いた鯉がある日突然消えてしまったとき、あまりにも不思議なので、聞いて歩いた。

「鯉、見ませんでしたか?」
「さっき、お話しましたが…」
まったく違う場所で会ったので別人かと思ったが、歩いているから、違う場所に同一人物がいても当たり前なのだ。

「鯉、見ませんでしたか?」
「一生懸命歩いているので、池は見ません」
ダイエットとか運動目的で歩いている人は景色など見てないのだ。人にものを尋ねるにもある程度の経験が必要と思った出来事だった。いずれにしろ情報をくれる人は有難い人である。私もときどき新聞社などに情報を提供している。たまたま記事になった情報を見るのも楽しいものだ。
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