2007年12月19日

鯉はなぜ消えた 

2007/12/19

「鯉はなぜ消えた 」       
〜菖蒲池の謎〜

突然、菖蒲池の鯉が全滅!
過ぎ去った2006年の冬、凍結した水面の下で一体なにが起こったのだろうか? 中島公園、菖蒲池の鯉が全滅したようだ。

公園の散歩者の噂では、鴨々川河川工事のとき、川の水を止めたことがあったので、池に入る水が減り、その結果酸素の供給が不足し、鯉が全滅したのではないかと言われている。死んだ鯉がぷかぷか浮いて来たそうだ。しかし、真偽のほどは分からない。

鴨たちも水場を失って右往左往
鴨々川河川工事のとき鴨の行動に異変があった。冬になると池が凍結するので、鴨たちは流れがあって凍らない鴨々川に生息地を変えて越冬する。 

肝心な鴨々川が、工事により水の流れがゆるくなった為、表面が凍結してしまったのだ。水場とエサを失った鴨たちは、中島公園上空を水場を求めて右往左往した。

後になって考えると、鴨は自由に飛べるので環境の変化に素早く対応できる。 それが私には異変に見えたのである。 そして、見えない部分で深刻な影響があるのではないかとの懸念が生じた。

氷の下でいったい何があったのか
その後、地元の新聞「Y新聞(1万6千部発行)」に記事を書く機会があったので、その懸念を次のように書いて載せた。 「(前略)しかし、問題もあります。工事の影響か、(中略)マガモの分布が大きく変わりました。おそらく他の野鳥、動植物についても大きな影響を受けているのではないでしょうか。(後略)」

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    (写真は凍結した菖蒲池、2006年1月撮影↑)

この時点では、どのような動植物に影響を与えるのか分からなかったが、今になって考えると、氷結した池の下で酸欠状態の鯉が死ぬ可能性はあると思う。 

偶然かも知れないが、これを書いている時点で(2006年の春)鯉を見た記憶がない。鯉だけなのか? 水草はどうなっているか? 疑問は尽きない。 

ただ、小さな魚(多分ウグイの稚魚と思う)が沢山泳いでいるのを見た。 4月29日、豊平館前の池でのことである。

5月4日の朝、確認の為、池の周りを一回りしましたが、鯉は一匹も見えなかった。 亀の死骸を一つ見けただけだ。

疑問は尽きない、消えた鯉はどこへ?
中島公園の観察を始めて5年になるが、こんなことは初めての経験だ。いつも朝の散歩をしている3人の方に尋ねたが、3人とも今年はまだ鯉を見ていない。去年までは氷が融けると鯉が見えたと答えてくれ、三人とも同じような疑問をもっていることが分かった。

あれから1年半、誰か鯉を知らないか
あれから1年半たった2007年秋になっても、鯉の姿はほとんど見られない。 2005年冬、池が凍結するまでは、菖蒲池のあちらこちらにいて、私達の目を楽しませてくれた鯉。 子供たちに池の主と言われ、親しまれていた鯉は、もう何処にもいない。一体何処に消えたのだろう。 不思議で悲しい出来事である。 鯉はなぜ消えたか、どなたか知っている人がいたら知らせてほしい。
タグ:事件事故
posted by nakapa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 動物