2007年11月30日

潜っては獲るカワアイサ

晩秋の野鳥達 2007年11月のある日

 

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←落ち葉が浮かぶ菖蒲池のマガモ


紅葉の季節が去ろうとしているとき、池に浮かぶ落ち葉を掻き分けながら泳ぐ野鳥がアチコチで見られる。
毎年11月になると、何処からとなくカワアイサが現れ、冬の訪れと共に去って行く。
すっかりパン食となってしまったマガモと違って、カワアイサは、潜っては獲り潜っては獲りを繰り返す。 
本来の野鳥の習性をもっているようだ。

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毎年、11月になるとカワアイサが来てくれる

水中の獲物を狙って、泳ぐカワアイサ

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泳いでいるのがカワアイサ、岸に上がっているのがマガモ 2007年11月12日撮影
タグ:カワアイサ
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お前がカモだ!最終編

2007/11/30

「お前がカモだ!最終編」  
(「夜8時なのになぜ?」より続く)
「わたくし、カモ博士と言われてますの」
「中島公園カモ番記者です。1月の鴨の水辺危機の際には多少なりとも、お役にたったのではないかと自負しています」
「あれは、わたくしが、お電話差し上げたので鴨ちゃんが助かったのよ」

薄野の西にある「小さなスナック」での会見は、見栄の張り合いで始まりました。
「初めて会ったとき、私のこと怖いと思わなかった? 私も怖いのよ。ナンパする人いるんだから」

あれは3年前のこと。中島公園でママさんが鴨に餌をやる姿を見て、「こんにちは」と声をかけると、私をジロリと見て、そっぽを向くではありませんか。 ずいぶん愛想のない人だなと思いました。以来2年半、公園内でのすれ違いが、数え切れないほどありましたが、お互いに知らん振りです。

「お客さんから何と呼ばれますか」
「ママさん、ママ、ババア、Kさん、Kちゃん」
「ババアはひどいですね。Kちゃんにしましょう。息子と同じくらいですから」

Kちゃんは若いころ、視力が下がる病気に罹ったそうです。医者から緑を見るように薦められ、近くの中島公園に通うようになりました。そこで出会った鴨が愛らしく、やみつきになったそうです。以来13年間、吹雪の日も病気の日も、休むことなく、鴨に餌を与え続けています。

「野鳥の会の人はね。野鳥に餌をやってはいけないというのよ。一体なに考えているんでしょうね。『中島公園の鴨が野鳥ですか?』って言いたいのよ。パンやらなきゃ皆、死んじゃうよ。歩いているとこ見てごらん。腹が地べたにくっついているじゃない。太りすぎよ。シベリアどころか、ウトナイ湖までだって飛べやしないよ」

Kちゃんは次第に興奮してきました。私はうなずきながらも、なだめるように言いました。
「全くそのとおりです。その話ラジオで話しましょうか」
「ラジオって?」
「山鼻、あしたもいい天気、FMラジオカロス78.1MHz、ラジオなかぱです」
Kちゃんに促されて、番組の概略について話しました。聞き終わると彼女は、驚いたことに、店内のお客さんに向って、こう呼びかけました。

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「みなさん、こちらの方ラジオで中島公園のことを話していらっしゃるの。次の放送は12月28日ですから、皆でお店で聞きましょう!」
気持ちは有難いけど、何となく不安です。

「オレ、ラジオ好きだよ」
「犬の散歩は中島公園」
「ボク、山鼻に住んでるの」
とか店内のお客さんの反応は、予想に反して極めて好意的でした。それに気をよくして、あらかじめ用意しておいた、名刺型チラシをぺこぺこ頭を下げながら配りました。

「あの人、いい人だね」エレベーターに乗っていた見知らぬ男が、私に声をかけました。エレベーターの前では見送りに来ていたKちゃんが、ニコニコしながら手を振っています。

「あの方はスナックHのママです。お店の中はカモでいっぱいですよ」
「おっと危ない!カモになるのは、ごめんだよ」
「写真や人形のことですが.........」←何となく言いそびれた一言です。Kちゃん、ゴメン
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