2007年11月26日

赤ちゃんポスト

2007/11/26

「赤ちゃんポスト」         
最初にお断りですが、私は「赤ちゃんポスト」と言う呼称に大反対です。誤解を与える呼び方だし、赤ちゃんの人権を無視していると思います。

今年の春、赤ちゃんを救うためのシステム「赤ちゃんポスト」が話題になっていました。 そのとき私は「子捨てを助長し、育児放棄につながる」と批判する人に伺いたいと思いました。それは当の赤ちゃんの意見でしょうか。話のできない赤ちゃんに成り代わり申し上げたいと思いました。

赤ちゃんは貴方に向ってこう訴えているはずです。「私を捨てようとする親、ミルクをくれない親から、私を解放して下さい。私は寝たきりの赤ちゃんです。親が改心するのを待っていたら死んでしまいます。親はなくても、私を育ててくれる人がいれば生きられるのです」

「子捨てを助長し、育児放棄につながる」という理由が気に入りません。赤ちゃんポストより、もっと良い赤ちゃんの命を緊急に救う方法があるというなら、具体案を示して欲しいと思います。私も「ポスト」という呼び方は気に入りません。手紙のようにドンドン放り込んで下さいと言っているような感じがします。

赤ちゃんポストのお世話にならず、生きられたとしても赤ちゃんを望まない親と一緒に暮らすことは赤ちゃんにとって最大の不幸です。親になる為の資格試験はありません。どんな無責任な人でも親にだけはなれるのです。

ただ、「赤ちゃんポスト」というネーミングも良くないです。子捨てを助長するような響きがあります。 誤解を生じさせるような言葉は使うべきでありません。 病院側の付けた「コウノトリの揺り篭」も分かりにくいです。 緊急避難的に赤ちゃんを救う施設なのですから、素直に「緊急乳児救護所」とかでいいと思います。

親の教育を含め、社会体制を整えるのが、根本的解決法であることは言うまでもないことです。 しかし、現実に起こっている、虐待、育児放棄から赤ちゃんを、いかにして守るかという視点は重要です。 同じ問題ではありますが、対応は別でしょう。目先の対応と長期的対応とに分けて議論する必要があると思います。

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中島公園で鴨の赤ちゃんを育てる姿を見るとほのぼのとした温かいものを感じます。人の理性より、動物の本能の方が優れているように感じます。
posted by nakapa at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記